今年こそは手作りに挑戦してみようと考えている方もいらっしゃることと思います。
でも、初めて手作りチョコを作るとき、いろいろ考えることがありませんか。
自分でもおいしく作れるコツなんてあるのかな。
練習してみたいけど、練習なんてする人いるのかな。
もっと上達する方法や簡単に作れる方法ってないのかな。
などなど悩ましいですよね。
そこで今回は、バレンタインチョコの手作りが初めての方や不慣れな方へ、上手に作る方法についてご紹介します。
目次
バレンタインチョコの手作りのコツはテンパリング?
いざチョコを手作りしようとしても、素人がいきなりおいしく作れるものでしょうか。
手作りチョコというのは、大抵のレシピではまずチョコを溶かし、それを型に入れて固めたりコーティングしたりすると思います。
ですが、その際に元のチョコの光沢が無くなったりすることがあります。
そうならないためには、「テンパリング」をする必要があります。
テンパリングとは
テンパリングとは、チョコレートの温度調整のことです。
温度調整によってチョコレートの主成分のカカオバターの結晶を安定した状態にします。
この作業により、光沢があり、滑らかな口当たりのチョコレートになります。
テンパリングの方法
チョコレートを50℃程度に温度を上げたあと、28℃まで温度を下げ、更に32℃まで温度を上げます。
このとき、36℃を超えてしまうとチョコレートの結晶が壊れてしまい、また最初からになってしまいます。
また繰り返しても大丈夫ですが、何度も繰り返すと品質が劣化してしまいます。
テンパリングをしないとどうなるの?
テンパリングをせずココアバターの結晶が不安定になると以下のようになります。
- 光沢が無くなる
- 風味が劣化する
- 口どけが悪くなる
- 保管中にファットブルームが生じる
ファットブルームとは、チョコレートの劣化の一つで、オイルブルームとも言われます。
チョコレートのカカオバターが温度の上昇で表面に溶け出し、表面が白っぽくなったり小さな斑点ができたりするものです。
テンパリングをしないと見た目や風味や口どけが悪くなります。
このようにならないためにも、テンパリングは必要な作業になります。
バレンタインチョコの手作りを事前に練習した方がいい?
手作りチョコのコツがわかったとしても、失敗したらどうしようと思いますよね。
または、作っては見たけど形がいびつだったりおいしそうに見えなかったりと、そんな経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんなときは、まずは「練習」ではないでしょうか。
手作りチョコの練習についてはみなさんこんな意見です。
- 料理好きで特にお菓子はよく作るが、バレンタインなど人にあげる場合で初めて作るお菓子だけは一応練習しておく。
一回やればコツも掴めるし、本番では見た目ももっと完成度の高いものをあげることができる。
後悔がないよう見た目もいいのを心がけている。 - よくお菓子をつくるが、自分で納得できたお菓子だけをあげている。
納得できる腕前になるまで、練習あるのみ。 - 初めて作る味も分からない物を人にプレゼントするのはチャレンジャーだと思う。
折角作ったからと言って失敗してしまった物をプレゼントされたらどう思うか。 - 手作りも結構ハードル高いから、練習する余裕が無い限りはさけた方がいいかも。
- きれいに出来上がっていることに越したことはないが、それは慣れなので、何度も作っているうちに上手になる。
普段から少しずつ作りながら練習することがおススメ。
普段なにもしないのに、イベントの時だけ無理やり作ってもうまくはできない。
チョコ作りを練習するとお金も時間もかかってしまいます。
しかし、渡す相手に気持ちが伝わらなければ意味がありませんよね。
失敗したものを渡して手を抜いたように思われたら元も子もありません。
おいしいチョコを渡したいけど自身が無いなら、練習あるのみ、ではないでしょうか。
バレンタインチョコの手作りレッスンってあるの?
一人で練習してもうまくできない!と投げ出したくなる場合もありますよね。
そんなときはバレンタイン向けの「レッスン」を受講してみるという手もあります。
料理教室やお菓子教室、クックパッド料理教室など、調べてみるといろいろとあります。
お住いの地域に近いところでやっていたら行ってみるのも良いかと思います。
レッスン時間は大体3時間前後、レッスン料は6000円くらいが多いです。
バレンタインチョコの手作りキットってあるの?
やっぱり手作りは自分には大変そう、とか、なんだかめんどくさそう・・・と思う場合もありますよね。
そんなときは、バレンタインチョコの手作りキットというものがあるのでそれを利用するのも手だと思います。
例えば、無印良品もバレンタイン限定の手作りキットを販売しています。
生チョコやトリュフはもちろん、クランチチョコやチョコタルト、マカロンなどいろいろなお菓子の材料とレシピとラッピングがセットになっています。
あとは普通に手に入る卵や砂糖やバターや牛乳などを用意すれば作ることができます。
これで、手作りのハードルもだいぶ下がりそうです。
生チョコならテンパリングも不要ですしね。
まとめ
チョコを溶かして固める際、テンパリングという作業をしないとおいしくなくなってしまいます。
おいしいお菓子を作るために、事前に練習している方は結構いますので、お菓子作りに慣れていない場合は練習を行ってから本番用を作った方が良いと思います。
また、もっと上達したい場合はレッスンを受講するという方法もあります。
手作りキットを買って材料をまとめて買うと更に手作りが楽にできそうですね。
初めての手作りでもおいしいチョコを作り、相手の方に満足してもらいたいですね。