子供に日焼け止めは必要か 子供用の選び方やおすすめについて

日焼け・紫外線対策

私たち大人は紫外線に対して敏感ですが、子供は紫外線なんか気にせず外で遊びますよね。
ですが、子供は日焼け止めを塗らないものなのか、子供には日焼け止めは必要ないのか、気になりますよね。
自分たちが子供のころはまだ紫外線なんて気にしていなかったという方も多いかと思いますが、今の子供も同じでしょうか。
子供の肌は大人よりも弱いので、日焼け止めを塗るとむしろ肌に悪いんじゃないかとか心配する方もいると思います。

そこで今回は、子供の日焼け止めについてご紹介します。

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目次

子供に日焼け止めは必要?

子供と言えば、夏は真っ黒に日焼けして1日中外で遊ぶイメージがありませんか。
私は日焼けした子供は元気で健康的な印象があります。
子供には元気に外で遊んでほしいし、五感を使って遊ぶことは子供の成長に必要なことですよね。

しかし、大人になると紫外線対策は大事になってきます。
この紫外線対策は大人になってから始めたらいいことなんでしょうか。
子供のうちは日焼けしても大丈夫?とか思う方もいるかもしれません。

ですが、気象庁によると、1990年代はじめから国内の紫外線量を観測していますが、明らかな増加傾向がみられるということです。

このことから、昔の子供のイメージを現在の状況下で今の子供に当てはめるわけにはいかないと言えそうです。

紫外線は子供の成長に必要?

人間の身体にとっては適度な紫外線は必要になります。
日光により紫外線を浴びることで、皮膚でビタミンDが合成されます。
ビタミンDは骨の健康を保つための働きを持ち、免疫力向上の効果もあると言われています。
また、血行促進、新陳代謝促進の効果もあります。

ですが、これは1日に15分程度、両手の甲を日光にかざすだけで十分だそうです。
また、子供は大人よりも外で遊ぶことが多く紫外線も浴びやすくなります。
そのため、一生に浴びる紫外線量のかなりの部分を18歳までに浴びてしまうとも言われています。

そう考えると、外で遊ぶことが多い子供にこそ、紫外線対策は必要になりそうですよね。

子供にこそ紫外線対策が必要

紫外線は子供の成長に必要ではありますが、過度に浴びすぎることは悪影響を与えることになってしまいます。

WHO(世界保健機関)は、成長期にある子供は大人よりも紫外線の影響を受けやすいとし、

  • 幼少期から青年期にかけての日焼けが皮膚がんの発生につながる
  • 一生に浴びる紫外線のかなりの部分を18歳より前に浴びる
  • 子供のころに病気を持つことで失われる人生が長くなり苦しみが増える

ということからも、子供にこそ紫外線対策が必要と言っています。

子供のころから紫外線を浴びすぎると、皮膚細胞の遺伝子が損傷して正常な遺伝子に戻らなくなるとも言われています。
子供は大人よりも皮膚の細胞分裂が活発なので、遺伝子の変異が生じやすくなります。
そのため、20歳過ぎからシミやシワなどの皮膚の老化が始まる可能性が高いと言うことです。
なので、大事なお子さんにはしっかりと紫外線対策をしてあげましょう。

遊び盛りの子供には日焼け止め

紫外線対策には帽子をかぶったり肌の露出を少なくしたりするのも有効な方法です。
ですが、外で元気に遊ぶ子供にとって、遊びの邪魔になるような恰好はあまりさせられませんよね。
遊んでいる間に帽子をとってしまうかもしれませんし、真夏なのに長袖に長ズボンでは暑くて大変かもしれません。。
そんな子供の紫外線対策には、やはり日焼け止めが良いのではないでしょうか。

ですが、子供の日焼け止めには賛否両論あります。
日焼けより日焼け止めを塗ることの方が肌に悪いんじゃないか、
口に入れるかもしれない、きれいに落とせるか心配、
体質的に紫外線を避けた方がいい場合を除けば必要ないんじゃないか、などなど。

では、他のお母さんたちの意見を見てみましょう。

  • 日焼け止めは余程紫外線の強い場所に長時間いる場合は必要かもしれないが、それ以外はあまりガミガミ言わなくてもいいんじゃないか。
  • 適度を心がけていれば、そんなに神経質に日差しを避ける必要は無いと思う。
  • 日本ではあまり塗り過ぎるとやはり骨を作るのに必要なビタミンDが足りなく恐れがあるので、日中外で長く過ごす以外ではそんなに必要はない気がする。
    逆にビタミンDが少ないと後々骨に問題がでてくる。
  • 自分が子供の頃から外遊びが好きでなにも塗ってなかったのでアラサーになった今凄いことなっている
    シミシワ、毛穴。子供の頃から親が日焼け止め塗ってくれてたという友人はかなり肌が綺麗。
    それを見て自分の子には塗ってあげようと思い塗っている。
  • 有害なのは紫外線吸収剤では?帽子では日よけに限度があるし、ずっと日の当たる場所に居る時は、紫外線吸収剤不使用の物を塗ってあげたらと思う。
  • 紫外線吸収剤の入っていないものを選べばいいのではないか。紫外線吸収剤がよくないらしい。
  • 曇りや雨、家の中なら付けないけど晴れた日は付けている
  • 子供の日焼け止めを悪いとも思わないが、日焼け止めって数時間おきに塗り直さないと一時的な効果があっても意味がないとも思う。
    なので、子供と一緒にいれる時はいいけど、幼稚園や保育園に入ったら園にいる時は塗れないのでそこで焼けたら意味がない気がする。
  • 大人でも夏の直射日光に当たれば後で痛くなったり赤くなる。子供だから平気ってことはない。この季節は毎日つけている
    天気が悪いとしないが基準は私が塗るか塗らないか。長袖の上着も着せている。
  • 子供用のセンシティブな肌用のもので息子が全身の痒みと湿疹に冒された。
    私も息子も肌は強い方なのにこれだから、よほど日焼け止めには毒性があるものと思う。
    子供に日焼け止めの使用はやめさせた
  • 肌には何も塗らない方がいいとは思うけど、アレルギー反応は出ないし将来ガンやシミが出る可能性は避けたいと思う。
    できるだけ肌にやさしい物を付けてあげている。

多くの意見としては、

  • あまり神経質になる必要は無い
  • 紫外線を浴びることも必要
  • 何もしないとシミやシワで大変なことになる
  • 晴れた日だけつけている
  • 紫外線吸収剤を使わなければいい
  • 肌に優しいものを使っている

ということです。
本当は何も塗らない方がいいけど、紫外線の悪影響は避けたい、というのが本音ではないでしょうか。

常につけているというよりは、晴れた日など日差しが強い時だけとか、長時間外出する時に使用するという方も多いようです。
紫外線吸収剤不使用など、肌に優しいものを使えば良いという意見も多いです。
なので、肌に優しいものを使い、使用する機会はなるべく少なくしてあげたいですね。

また、肌に合わずかゆみや湿疹が出たという方もいます。
肌に合わない時はすぐに使用をやめて、日焼け止め以外での対策をするか、他の低刺激な日焼け止めを試すなどした方がいいですね。

塗り直しができないため意味がないという方もいますが、何もしないよりはいいのではとも思えます。
汗などで落ちにくいものの方が効果も長続きするかもしれませんね。

子供の日焼け止めの選び方

子供用に日焼け止めを選ぶ際はどんなところに気を付けたらいいでしょうか。
子供向けとして売られているものも多いのであまり迷うことも無いかもしれませんが、選ぶポイントについてご紹介します。

肌に優しい

子供の肌は大人の肌に比べて弱くデリケートです。
多くのお母さんは子供の日焼け止めは肌に優しいものを選びたいと考えています。
日焼け止めのSPFもPAも値が大きいほど効果は高いですが、効果が高いほど肌への負担も増えてしまいます
なので、子供用の日焼け止めとしては、あまり強くない、低刺激のものを選ぶのがオススメです。

日焼け止めのSPFもPAについてはこちら

また、日焼け止めには、紫外線をカットするために「紫外線吸収剤」か「紫外線散乱剤」あるいはその両方が使用されています。
紫外線吸収剤とは、紫外線を吸収して科学的に処理することで肌への紫外線の影響を減らすものです。
吸収した時の化学反応やそのときに発生した熱、また化学反応で変化した物質などが肌にとって刺激となる場合もあります。
そのため、子供のためには紫外線吸収剤配合より紫外線散乱剤配合の方がオススメです。
紫外線吸収剤不使用にしたいというお母さんも多いようです。
「紫外線吸収剤不使用」「ノンケミカル」と表示される日焼け止めを選ぶのが良いでしょう。

肌に優しい日焼け止めについてはこちら

サラサラした使用感

また、子供はベタベタする日焼け止めを嫌がったりします。
紫外線散乱剤の日焼け止めは使い心地がベタベタする傾向がありますが、商品によってはサラサラした使用感を出せるように作られたものもあります。
紫外線散乱剤配合でもサラサラしたものを選ぶようにしましょう。

石鹸で落とせる

子供は肌が弱いので、落としにくい日焼け止めをつけてゴシゴシこすっては肌を傷つけてしまうかもしれません。
なので、できれば普段使いの石鹸で簡単に落とせるものが良いでしょう。

汗や水で落ちにくい

子供は汗をかくし水遊びもしますが、遊んでいる子供を頻繁に塗り直すのも難しい場合がありますよね。
長時間外にいる場合や海水浴など水に触れる場合は、汗や水で落ちにくい日焼け止めの方がいいです。
ですが、あまり肌の負担にならないものにしたいですね。


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子供の日焼け止めのおすすめ

外で遊ぶことの多い子供にこそ日焼け止めは必要です。
ですが、子供の肌は弱く敏感なので、あまり刺激の強いものは避けたいものです。
紫外線吸収剤不使用で、植物由来のエキスを主成分として、使用感がサラサラしたものを選ぶようにしましょう。

長時間の外出などの場合は、できれば水や汗で落ちにくくて石鹸で簡単に落とせるものがいいでしょう。
更に、デリケートで乾燥しがちな肌を保湿する成分が含まれるとなお良いですね。

そこで、赤ちゃんから大人まで家族全員で使えるUVミルクをご紹介します。

赤ちゃんから大人まで使える【For fam(フォーファム)】多機能アウトドアUVミルク

低刺激で日焼け止めと虫よけ、更に保湿ケアが1本になった全身用のUVミルクです。

伸びが良くさらっとした使用感で、乾燥や紫外線からデリケートなお肌を守ります。
もちろん石鹸で簡単に落とせるので毎日使えます。
簡単に石鹸で落とせますが、SPF30・PA+++で汗や水にも強いです。
虫よけもディート(忌避剤)フリーの100%天然由来の精油を配合しているので、敏感なお子さんの肌にも安心です。
そして、6種類のセラミドをはじめとする保湿成分を贅沢に配合し、デリケートな肌もしっかりと保湿します。

使っている方たちからも以下のように好評のようです。

  • 「UV対策に虫よけ効果と多機能で手軽」
  • 「香りに癒されます」
  • 「敏感肌でも大丈夫でした」

クワバタオハラの小原正子さんや、土屋アンナさん大渕愛子さんなど、多くの芸能人ママたちにも愛用されている実績があります。

家族で使えるアウトドアUVミルクですので、普段使いから楽しいお出かけまであらゆるシーンで使うことができそうですね。

まとめ

子供の日焼け止めについてご紹介しました。

紫外線も身体には必要ですし、全く浴びないのは健康上よくないと言われています。
ですが、紫外線量は年々増えているので、昔の子供より今の子供の方が紫外線による悪影響は大きくなると考えた方がい良いです。
なので、外で遊ぶことが多い子供にこそ、紫外線対策は必要になりますね。

紫外線対策には帽子をかぶったり肌の露出を少なくしたりするのも有効な方法ですが、遊びの邪魔になるような恰好はあまりできません。
なので、子供の紫外線対策には日焼け止めが良いでしょう。

子供用の日焼け止めは、紫外線吸収剤不使用で、使用感がサラサラしたものが良いです。
少しは紫外線も必要なので、過度に紫外線を避ける必要は無いですが、浴びすぎないようには気を付けたいものです。

強い日差しの下でも元気に外で遊べるように、お子さんに適した日焼け止めを選んで紫外線から守ってあげたいですね。

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