夏になると日焼け止めを塗る方って多いですよね。
特に女性には多いのではないかと思います。
ですが、日焼け止めは赤ちゃんにも必要なのでしょうか?
今まで自分ではあまり気にしてこなかったという方でも、テレビなどで紫外線の対策をした方がいいという情報を聞くと、気になってくるものですよね。
また、夏になったら日焼け止めを塗ればいいかと思っていたけど、もっと早くから対策しておいた方がいいのかな、など迷うところだと思います。
赤ちゃんに日焼け止めは必要なのでしょうか?
そこで今回は、赤ちゃんの日焼け止めは必要か、また選び方や塗り方についてご紹介します。
目次
赤ちゃんに日焼け止めは必要?
温かくなってくると赤ちゃんと一緒にお散歩やお出かけを始める方もいらっしゃるかと思います。
しかし、温かくなったと同時に紫外線も強くなり始めますよね。
特に真夏になると、赤ちゃんへの負担も大きくなることも考えられます。
実際、赤ちゃんのころから強い日焼けをするほど大量に紫外線を浴びることは、身体にとって良くないと言われています。
シミやしわなど皮膚の老化を早めたり、目の病気にもなる可能性もあります。
そのため、赤ちゃんを外で遊ばせたりお散歩したりする場合は注意が必要になります。
赤ちゃんの紫外線対策とは
赤ちゃんの皮膚は弱いので、強い紫外線に長時間さらされないよう気を付ける必要があります。
1日で最も紫外線が多くなるのが午前10時から午後2時までとされています。
できるだけこの時間帯には外出しないようにした方がいいです。
我が家も子供が小さい時、夏の休日に公園へ遊びに行ったときは午前10時までには帰宅していました。
そして、なるべく日陰で遊ばせましょう。
日陰の場合、日向より紫外線が50%減るということです。
また、曇りの日でも晴れの日の80%の紫外線が出ているということなので、曇っていても注意が必要です。
更に帽子をかぶせましょう。つばが広い帽子がいいです。
帽子のつばが7センチあると60%の紫外線を防ぐことができるとのことです。
また、洋服もあまり肌が出ないものを選んであげましょう。
そして後は、日焼け止めです。
赤ちゃんに日焼け止めはいらない?
赤ちゃんへの日焼け止めは賛否両論で、いらないという方もいらっしゃるようです。
まずは反対派の方の意見です。
- うちのかかりつけの皮膚科医は赤ちゃんの日焼け止め反対派で、「日焼け止めは赤ちゃんの肌に悪いからぬらないで。帽子や上着、ヒサシなどで日を当てないようにして」と指導された。
どうしても日焼け止めをつかうなら…と、ノブ(肌の弱い方用のブランド)の日焼け止めのサンプルをくれた。 - 帽子などの対応でいいと思う。昔に比べて紫外線がきつくなっているが、私も子供の頃に日焼け止めなんか塗ってなかった。
- 日焼けによる皮膚がんリスクはあるが、焼き過ぎないならば大丈夫で日焼けをする事により防げる病気もあるとかかりつけ医にアドバイスを受けた。
赤ちゃんの肌には日焼け止めは良くないから控えた方がいいという意見です。
自分が子供のころには塗っていなかったという方もいます。
とは言え、やはり賛成派が一般的なようです。
- 支援センターの保育士さんに質問した時は、できるだけ日焼け止めはつけてあげて、とのこと。
お風呂でちゃんと石鹸で洗い流してあげてね、とも。 - 湿疹のある息子(1才11ヶ月)を小児科へ連れて行った時、先生に資生堂の「エンジェルデュウ」ベビーサンスクリーンを薦められた。
- 昔よりは確かにオゾンホールも大きくなって来ている訳だし。過敏になる必要はないが、出来ることをこまめにして置くと、大人になってからのシミやソバカスなども違うかも?
できるだけ付けた方がいいが、帰ったらすぐに洗い流す、ということですね。
昔と今は違う、という方もいますね。
できることはやっておいた方がいいということです。
そして、状況に応じてという意見もあります。
- ベテランの助産師さんに聞いたことがある。
プールや海などずっと外にいるようなら赤ちゃん用の日焼け止めを塗ってあげればいいし、外出程度なら抱っこして日傘で十分と教えてもらった。 - 紫外線気になるが、1時間以上外で砂遊びなどするのでなければ塗る必要ない。
ベビーカーでシェードがついている。また時間帯も涼しい時間帯を選べばそれほど気にしない方がいいと思う。 - 普段は帽子くらいでいいと思うが、長時間外にいたり、海に行く時などには塗った方がいいと思う。
ベビーカーに乗せて普通の外出する程度なら、日に当たらないようにしてあげればよい、ということですね。
そして、長時間外で遊んだりして日に当たるようなことがあるなら、日焼け止めを塗った方がいい、ということになります。
常に塗るのも肌に悪そうだし、全く塗らないのも紫外線が心配になるので、状況に応じて対応するということです。
赤ちゃんの日焼け止めの選び方
1歳未満の赤ちゃんの皮膚は未熟で薄く、大変デリケートです。
日焼け止めによる肌のトラブルもあるようなので、できるだけ日焼け止めを使わずに済ませる方が良いです。
そのうえで、日差しの時間帯に外出する場合などには、低刺激の日焼け止めを塗ってあげてください。
低刺激の日焼け止めがベビー用として販売されていますので、小さい赤ちゃんでも日焼け止めを使うことができます。
赤ちゃんの肌がかぶれてしまわないように、ノンケミカルの日焼け止めを選んであげましょう。
また、家に帰った後もずっと長時間残ってしまうのは、赤ちゃんの肌にとって負担になります。
家に帰ったらすぐに落とせるように、簡単に落とせる日焼け止めが良いです。
公園で遊んだりお散歩したりする赤ちゃんには、SPFは15くらいあれば大丈夫です。
海や山へ行く場合は、SPF20~30くらいの方が良いです。
ですが、あまりSFPの高いものは赤ちゃんの肌には負担になるという情報もあります。
そして、無香料、無着色のものを選びましょう。
赤ちゃんの日焼け止めの塗り方とは
初めて日焼け止めを塗る場合は、まず最初にパッチテストで確認した方が良いです。
腕の内側に薄く日焼け止めを塗って、翌朝に皮膚が赤くなったりして異常が出ていなければ大丈夫です。
もし異常が見られたら日焼け止めを使用しないようにした方がいいですね。
では、赤ちゃんの日焼け止めの塗り方です。
日焼け止めの説明書に従った適量でしっかりと塗ってあげましょう。
まず、顔に塗る方法から。
クリーム状に出る日焼け止めの場合はパール粒1つ分、液状に出る日焼け止めの場合は1円玉効果1個分を手のひらに取って、おでこ、鼻、両方のほっぺた、あごに分けて日焼け止めを付けます。
そしてそこからまんべんなく丁寧に塗り伸ばします。
更にもう一度同じ量を重ねて塗ります。
次に手足です。
日焼け止めの容器から直接、線を引くように、あるいはちょんちょんと間をあけるように、手足に乗せていきます。
そして手のひらでくるくると手を回すようにムラなく伸ばしていきます。
赤ちゃんは汗をかきやすいうえにノンケミカルの日焼け止めは汗で落ちやすいため、少量を薄く塗って、こまめに塗りなおしてあげることが大事です。
大体2~3時間ごとの塗りなおしが目安です。
赤ちゃんの日焼け止めはいつから?
赤ちゃんの日焼け止めの選び方と塗り方がわかったところで、次は、いったいいつから使うものなのか気になりますよね。
原則として商品の説明に従う必要がありますが、新生児から使えることを謳っている商品もありますので、そのような日焼け止めを選べば新生児でも大丈夫です。
ですが、他のみなさんはいつから使っているのでしょうか。
みなさんの意見は以下のようなものです。
- うちの子は4ヶ月、先日栄養相談の時にそろそろ塗るように言われた(目安として3月中旬~9月くらいまで)。
- 4ヶ月の娘。日焼け止めは使用しているが、娘は手をしょっちゅう口へ持っていくので、二の腕と足にしか使用していない。
- 日焼け止めを実際に使用したのは1歳過ぎてから。
それまでは、帽子とUVカットのポンチョを羽織らせてベビーカー、もしくは抱っこ紐の場合は自分が日傘をさして日に当てないようにしていた。
1歳過ぎれば自分で歩き回るので日焼け防止ができず日焼け止めを使用し始めたという感じ。 - 6ヶ月ぐらいから塗っている。
- 3ヶ月位から出掛けるときは必ず塗っていた。
- 日焼け止めは私は考えながらも現在5ヶ月の子供に何もしてない。
1歳になるぐらいには日焼け止めを使おうと思います。
早い方では3~4ヶ月くらいからという方がいらっしゃるようです。
あとは、自分で歩き回るまでは帽子とポンチョとベビーカーや日傘で日差しをカバーしていたという方もいらっしゃいます。
日の当たるところへに出ていかないのであれば、これで十分ですね。
赤ちゃんに使えるUVミルクのおすすめ
赤ちゃんから大人まで家族全員で使えるUVミルク「For fam(フォーファム)」をご紹介します。
赤ちゃんから大人まで使える【For fam(フォーファム)】多機能アウトドアUVミルク
低刺激で日焼け止めと虫よけ、更に保湿ケアが1本になった全身用のUVミルクです。
伸びが良くさらっとした使用感で、乾燥や紫外線からデリケートなお肌を守ります。
もちろん石鹸で簡単に落とせるので毎日使えます。
簡単に石鹸で落とせますが、SPF30・PA+++で汗や水にも強いです。
虫よけもディート(忌避剤)フリーの100%天然由来の精油を配合しているので、赤ちゃんお肌にも安心です。
そして、6種類のセラミドをはじめとする保湿成分を贅沢に配合し、デリケートな赤ちゃんのお肌もしっかりと保湿します。
使っている方たちからも以下のように好評のようです。
- 「UV対策に虫よけ効果と多機能で手軽」
- 「香りに癒されます」
- 「敏感肌でも大丈夫でした」
クワバタオハラの小原正子さんや、土屋アンナさん、大渕愛子さんなど、多くの芸能人ママたちにも愛用されている実績があります。
家族で使えるアウトドアUVミルクですので、普段使いから楽しいお出かけまであらゆるシーンで使うことができそうですね。
まとめ
赤ちゃんの日焼け止めは必要か、また選び方や塗り方についてご紹介しました。
赤ちゃんの皮膚は未熟で弱いので、強い紫外線に長時間さらされないよう気を付ける必要があります。
紫外線対策として、日焼け止めを塗るというのは有効だと思います。
ですが、敏感な赤ちゃんの肌には負担が大きくトラブルになる場合がありますので、なるべく日焼け止めを塗らずに済む方が良いですね。
そのためには、外出する時間帯や、帽子やベビーカーなどの紫外線対策を万全にして外出しましょう。
とは言え、砂場で遊んだり日に当たる場所に出ることはありますよね。
そんな時こそ日焼け止めを塗ってあげましょう。
低刺激でノンケミカルのベビー用を選びましょう。
公園などの外出の場合はSPFが低めのもので良いです。
過剰に気に過ぎて外で遊ばせてあげないのもかわいそうです。
赤ちゃんの肌に合う日焼け止めを選んで、適切な紫外線対策をしてあげましょう。