子供はできるだけ外で遊ばせたいものですが、ちょっと遊ばせていたつもりがいつの間にか真っ赤に日焼けしてしまったということはありませんか。
子供には紫外線も気を付けていたはずだったのに・・・と悔やんでも赤みは消えません。
熱くなって痛そうな子供の肌を何とかしたいけど、まず何をしてあげたらいいでしょうか。
そこで今回は、子供の肌が日焼けで赤くなった時の処置やスキンケアについてご紹介します。
目次
子供の肌が日焼けで赤くなったらどうする?
まだ小さいわが子をついうっかり炎天下の中で水浴びや外での遊びをさせてしまい、日焼けして背中など真っ赤になってしまった・・・なんていうことってありますよね。
30分とかちょっとの時間なので大丈夫だと油断してしまうこともあります。
こういうとき、子供は結構何ともない様子だったりしますが、親としては心配ですよね。
日焼けしたら早めのアフターケアが大事です。
早速、日焼けした後の処置を見ていきましょう。
冷やす
日焼けは軽いやけどと同じです。
まずは冷やして炎症を止めることが大事です。
氷水でタオルを冷やして日焼けした肌に当てたり、冷たいシャワーをかけたりしてあげましょう。
我が家は保冷剤をガーゼでくるんで肌に当てていました。
注意点ですが、氷などを肌に直接当てると、皮膚にダメージを与えてしまう場合があるので、タオルやガーゼでくるんで使うようにしましょう。
そして、肌のほてりが無くなるまでしっかり冷やすことが重要です。
冷却するジェルやスプレーも売られていますが、子供の皮膚は大人よりも薄くデリケートなので、あまり刺激の強いものは使わない方が良いでしょう。
また、一般的に日焼けをしたら72時間以内に正しくケアする必要があると言われています。
これは、紫外線を浴びてからメラニン色素が作られて定着するまでに72時間かかるためのようです。
子供とは言え、肌のケアも気にしてあげたいところですよね。
保湿する
日焼けした肌は水分が奪われた状態なので乾燥しやすくなっています。
冷やして肌のほてりがおさまった後は、しっかりと保湿をしてあげましょう。
日焼けした肌のためには、子供でも使える刺激の少ないローションがいいですね。
たっぷりの量を手で押さえながら、優しくなじませていくようにつけてあげましょう。
こすったり強くパッティングしたりすると肌がダメージを受けてしまうので、優しく扱うのがポイントですね。
水分を補給する
日焼けした後は、こまめに水分補給をしましょう。
肌だけでなく、体内の水分が足りていない状態なので、保湿による外からの水分に加え、内側からも水分を補給してあげましょう。
スポーツドリンクを飲むのも良いでしょう。
早く寝る
日焼けは体にも負担になっています。
一通りケアしたら早めに寝かせてあげましょう。
症状が酷い時は病院へ行く
日焼けがひどい場合は皮膚科や小児科に連れて行った方がいいのか気になりますよね。
軽いやけど程度の日焼けならばしっかりケアすれば大丈夫なので、冷やすことで赤みが引いて肌が熱くなくなれば、とりあえず心配はないでしょう。
ですが、水ぶくれや湿疹や痒みや痛みなど、皮膚に異常がみられる場合は皮膚科や小児科を受診しましょう。
また、熱が出ていたり、様子がおかしい場合や、症状が悪くなったり長引いたりする場合も受診をオススメします。
子供が日焼けした時のスキンケア
日焼けした後の子供のスキンケアには何を使えばいいでしょうか。
大人が使うローションでも良いかもしれませんが、メンソールが配合されていたりするのは子供には向いていないですよね。
他のお母さんたちのオススメを見てみましょう。
- カーマインローション。私はヒリヒリした日焼け後に、医師に勧められて使った事があるし、息子は3歳で水泡になった時、やはり医師に勧められた。
- カーマインローションがいい。白くなるが、さらさらするみたいで子どもも嫌がらない。その白くなるのが、ほてりをおさえる。なんどか重ねてペタペタつけている。
- ドラッグストアのベビー用品コーナーで桃の葉ローションを買った。
- 私は桃の葉ローションをとても信頼している。というのも子供があせもを作った際にすっかりお世話になった実績があるから。
ひんやりした感触が日焼けで傷んだ肌にスッと馴染んでいく。 - スキンケアは、ママ&キッズが肌に優しくてオススメ。
ママ&キッズというメーカーは、肌に優しい日焼け止めをしっかり塗って、肌に優しいせっけんでしっかり落として、肌に優しいローションをしっかり塗りましょう、という考え方の会社。
カーマインローションや桃の葉ローションはオススメの方が多いですね。
子供のころにも使っていたというエピソードも多く見られます。
ローションをあらかじめ冷蔵庫で冷やしておいて、日焼けした肌に塗ったりティッシュを浸して張り付けたりするのもオススメです。
ママ&キッズを勧める意見も多いです。
スキンケア商品もいろいろありますので、お気に入りが見つかるかもしれません。
子供の日焼けにはアロエがいい?
日焼けにはアロエがいいって聞いたことありませんか?
アロエに含まれる成分であるアロエシン、アロイン、アロエエモジンなどに抗炎症作用があります。
そのため、アロエが日焼けの炎症を鎮めるのに効果があると言われています。
また、アロエに含まれるムコ多糖類の保湿効果も、日焼けした肌には効果があります。
注意点としては、生の葉を使う場合、葉についた雑菌により感染症にかかる可能性があります。
生の葉を使う際は、アロエを熱湯消毒や煮沸消毒してから使用するようにしましょう。
また、肌が弱い方の場合はかぶれてしまうこともあります。
パッチテストを行ってから使用した方が安心です。
ですが、日焼けした直後の一刻を争うときにパッチテストとかしていられないですよね。
そもそも生のアロエの葉なんて持ってない!という方も多いと思います。
そんなときは、アロエ配合の商品もいろいろありますのでそちらを利用するのがオススメです。
というか、こちらが一般的ですね。
子供の日焼けにオロナイン軟膏が効くって本当?
日焼けにオロナイン軟膏を勧める意見もあります。
オロナイン軟膏の効能・効果の中には「かるいやけど」があります。
日焼けも軽いやけどなので、効果はあるかもしれません。
但し、日焼けがひどい場合はオロナインを使って悪化してしまう場合もあるようなので注意が必要です。
人によっては炎症を起こすこともあるようですので、心配な場合は病院で軟膏を処方してもらった方がいいですね。
また、オロナインの公式サイトでは、「乳児の場合、成人に比べて皮膚が弱いので、程度に関係なく医師に受診することをお勧めします。」とあるので、乳児には使用しない方が良いようです。
日焼けしないために子供にできる予防とは
うっかり日焼けしてしまったらアフターケアが大事ですが、そもそも日焼けをしないようにあらかじめ予防することが重要ですよね。
紫外線対策には帽子をかぶせるのも良いですが、遊んでいる間に帽子をとってしまうこともありますし、小さい子供はそもそも日差しを意識して遊んだりしませんよね。
そのため、外で元気に遊ぶ子供の日焼け予防には、日焼け止めがオススメです。
子供の日焼け止めについては賛否両論ありますが、選び方や使い方を工夫すればメリットも大きいはずです。
以下のような、赤ちゃんから大人まで家族全員で使えるUVミルクなどもあります。
赤ちゃんから大人まで使える【For fam(フォーファム)】多機能アウトドアUVミルク
低刺激で日焼け止めと虫よけ、更に保湿ケアが1本になった全身用のUVミルクです。
クワバタオハラの小原正子さんや、土屋アンナさん、大渕愛子さんなど、多くの芸能人ママたちにも愛用されている実績があります。
または、先ほどのママ&キッズにも低刺激の日焼け止めがあります。
お子さんに合った日焼け止めを見つけて日焼けを予防してあげたいですね。
まとめ
子供の肌が日焼けで赤くなった時の処置やスキンケアについてご紹介しました。
子供が日焼けした時の処置は基本的に大人と同じです。まずは冷やして、保湿して、水分補給をしましょう。
子供にも使えるスキンケア商品もいろいろありますので、事前に用意しておいた方がいいですね。
そして、日焼けする前に予防することは重要です。
遊び盛りの子供の紫外線対策は、日焼け止めが良いでしょう。
子供に合う低刺激の日焼け止めもいろいろあるので探してみてはいかがでしょうか。
子供の日焼けをきちんとケアして、次からはなるべく焼かないように気を付けてあげたいものですね。