前回はお年玉の相場について見てみました。
大体みなさん同じような金額を選んでいるように見えます。
他の子供と比べて多すぎたり少なすぎたりということなく、お年玉をあげられそうですね。
これで大体の目安はわかったかと思いますが、そもそもその金額を選んだ理由はいったい何なのでしょうか。
ただ金額を合わせるのも気になりますよね。
そこで今回は、お年玉の金額を決めた理由や計算式について、いろいろな意見をご紹介します。
目次
お年玉の金額の決め方とは
お年玉の金額を決めた理由とは何でしょうか。
各年齢ごとに大体近い金額にしているようですが、人によっては多かったり少なかったりという違いはありますよね。
この理由にもいろいろな意見があります。
親戚同士で決めた
親戚の間で金額を決めている方は多いようです。
- 親戚同士の談合でこう決めていたみたい。
- 親戚で話し合った結果、姪っ子や甥っ子が増えた時を想定して金額を決めた。
- 兄弟とか甥・姪などは今までの慣習で決まるでしょうね。家族・親戚の相場が基準で。
毎年お互いにあげたりもらったりするので、一方の金額が多く一方が少ないとトラブルになりやすいですよね。
また、家族や親戚ですでに相場があるケースもあるようです。
格好がつかない
これは結構高額なお年玉をあげている方の意見です。
- これくらいの金額を包まないと格好がつかないと思うから。
自分が子供の頃、おじさんおばさんはこの程度の金額を包んでいたので、
自分の中ではこのくらいが相場と考えていた。
ただし、おじさんおばさん宅にも子供がいるので同額のお年玉を返してはいた。
甥や姪に渡す場合は見栄を気にする方もいると思います。
そして、相手の親から自分の子供へも同じような金額でもらうことになるのだろうと思います。
また、甥や姪にあげた金額より自分の子供へあげる金額が少ないのもおかしいので、自分の子供への金額も高くなるのでしょうね。
自治会で決まっている
地方の方でしょうか。自治会でお年玉の金額が決まっているケースがあるようです。
- 私が住む地域には自治会でお年玉の値段が決まっている。
小学生は一律1000円で中学生は一律3000円。
私は経験ないですが、近所どうしでお年玉をあげたりもらったりという風習がある地域なのかもしれませんね。
初孫が基準
- 私が初孫ってこともあり、基準に決められていた。
最初にお年玉をあげたときの金額が引き継がれていく、ということですね。
お年玉の金額の計算式とは
お年玉の金額を年齢から計算する方も多いようです。
年齢×500円
「年齢×500円」あるいは「年齢÷2×1000円」という計算式はよく見かけますね。
年齢×500円で計算すると、
小学1年生で3500円、大学2年生の20歳で10000円になります。
いい感じですが、500円というのがなんだか半端な気がしてしまうかもしれません。
年齢×1000円
実際に「年齢×1000円」であげているという意見の方は結構多いです。
年齢×1000円で計算すると、
小学1年生で7000円、大学2年生の20歳で20000円になります。
ちょっと高い気がします・・・^ ^;
相場では高校生で10000円でしたので、
小学1年生の金額を1000円、上限を10000円とすると、
小学1年生で1000円、高校1年生で10000円になります。
このくらいはアリかもしれませんね。
また、4 や 9 という数字は縁起が悪いため1000円加算するという方もいます。
子供にとってはラッキーですね。
お年玉の金額はどうしたらいいの?
お年玉の金額を、小学校の間はずっと変えない、中学校まで同じ、などという方もいらっしゃいます。
その家や親戚の方針で決まるのでもちろんそれでもいいのですが、少しでも増額していくと子供は楽しみになるのではないかなと思います。
去年と同じ5000円と、去年4000円で今年は5000円とでは、やはりうれしさも違いますよね。
同じ金額を毎年もらっていると、もらうのが当たり前で感謝も感じないかもしれません。
なので、私は計算式で年齢ごとに増額するのがいいと思います。
もらう方も納得しますよね。
まとめ
お年玉の金額を決めたときの理由や計算式についてご紹介しました。
お年玉は、一度金額を上げたら下げるのは難しいです。
また、小さいころに大きな金額をあげてしまうと、お金のありがたみがわからない子供になってしまうかもしれません。
あげる側の経済的な面や、もらう側の教育の面などを考慮して計画したいですね。