雛人形が怖いからいらない 本当に必要?怖くないものとは

ひな祭り

女の子のお子さんの初節句が近づくと、ご両親から雛人形を「買ってあげる」と言われることがありますよね。
ありがたいことですが、夫婦としては雛人形はいらないと感じる方もいらっしゃいます。
特に、人形の顔が怖いという方は多いようです。
場合によっては、雛人形がある部屋に行けない、家にあるだけで嫌、という方もいらっしゃいます。
そのような状況では雛人形をもらっても困ってしまいますよね。
ですが、雛人形は本当にいらないのでしょうか。

そこで今回は、雛人形が怖くていらないというかたへ、雛人形の必要性や怖くない雛人形についてご紹介します。

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目次

雛人形が怖いからいらない

雛人形の顔が怖いという方は多いようです。

例えば、以下のような方たちがいらっしゃいます。

  • 私は、あるトラウマから雛人形(日本人形も苦手)が怖くてどうしようもない。
    あれが家にあると想像するだけで吐き気がする
  • 私は昔からひな人形が怖くてしかたない。
    ひな人形が飾ってある部屋に行けないほど怖い
    私のひな人形は7段で余計怖い。

雛人形の顔が怖くていらないと感じる方は結構いらっしゃるようです。
ですが、ご両親からは買ってあげたいと申し出られると、なかなか断り切れないですよね。
また、子供のことを考えると雛人形が無くてもいいのだろうかと考えてしまいます。

雛人形に限らず、日本人形のお顔は妙にリアルですよね。
私は今まで「こういうもんだ」と思ってきましたが、確かに怖い感じがします。

その理由の1つとしては、映画やテレビの影響もあるかなと思います。
ホラー映画やテレビの怪奇番組の影響からか、日本人形には「髪が伸びる」「夜中に歩く」「呪いの人形」というイメージがあったりします。
これは日本人形だけでなく、フランス人形やマネキンなどでも当てはまると思います。
お化け屋敷にも人形(マネキン)が使われることもありますし、そういうイメージがあるとちょっとリアルな人形に怖い印象を持ちますよね。

また、ロボットなどには「不気味の谷現象」というのがあります。
ロボットの外観や動作が人間に近づくうちに、ある時点で突然嫌悪感を感じるようになるというものです。
人工的な「人間に近い顔」をしているけど、完璧な「人間と全く同じ顔」ではない、という境目の「不気味の谷」が日本人形にもあるかもしれませんね。

ちなみに、日本人形ではないですが、私の両親が旅行へ行くたびに先々で人形を買ってきていた時期があり、実家のダイニングの近くに天井から人形がぶら下がっています。
実家に帰るたびに人形が増えていたのですが、顔が妙にリアルな人形なので、弟の友人が「増殖している」「絶対夜中に歩いているよね」と言っていたのを思い出しました。 ^ ^;

雛人形って本当に必要?

そもそも雛人形は必要なのでしょうか、と疑問に感じる方もいるかと思います。

雛人形にはお子さんの代わりに厄災を引き受ける人形(ひとがた)の役割があり、女の子の健康と幸せな結婚を祈る目的があります。
昔のように大人になるまでに亡くなってしまう可能性は高くないですが、わが子を想う気持ちとしては何ら変わりないですよね。

なので結局は、親が子を想う気持ち、なのだと思います。
雛人形を飾らなきゃ絶対ダメ、という決まりはありません。
ですが、子供の幸せを願い、また子供に喜んでもらいたい、この気持ちを雛人形という形で贈っているんだろうと思います。

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形式にとらわれすぎず、ご家庭ごとで最も良いお祝いの方法で良いのではないでしょうか。

雛人形 怖くないものとは

雛人形は無ければいけないという物ではありません。
また、ひな祭り自体も必ずやらなければならない行事というわけではありません。
なので、雛人形はいらない、という結論でも問題ないと思います。
あとはご両親にうまく説明できれば大丈夫ですね。

ですが、形だけでも子供の幸せを祈りたい、お祝いしたい、という気持ちもありませんか。

であれば、怖くない雛人形を考えてみましょう。

木目込み人形

怖くない雛人形と言えば、まず思いつくのは「木目込み人形」ですね。
木目込み人形は一見地味ですが、穏やかでやさしい顔をしているので、一般的な雛人形が怖いと感じる方によく選ばれています。

お店へ行って実物を見てみるといいと思います。
雛人形に対する印象が変わるかもしれませんね。

※木目込み人形については以前書きましたので、よろしければご参照ください。

キャラクター

ミッキードナルドプーさんなどのディズニーキャラクター、ピーターラビットリカちゃんペコちゃんキューピーちゃんまでと、キャラクターに着物を着せた雛人形が最近ではいろいろと売られています。
これなら怖くないですよね。
元々の雛人形の目的が子供の身代わりであれば、形にこだわらなくてもいいのかもしれませんね。

手作り

手作りすれば、自分好みの雛人形を用意することもできそうです。
折り紙だったら、お子さんと一緒に作ることもできますね。子供としてもその方が楽しいかもしれません。
また、最近では手作りキットが販売されています。
編み物が得意ならば、手編みのぬいぐるみのお雛様などもあります。
楽天などでいろいろな商品が売られていますよ。

怖くない顔の人形を探す

伝統的な衣裳着人形でも、昔の人形より穏やかな顔になっているものもあります。
実際にお店で探して見ると、結構大丈夫な人形があるかもしれません。

また、子供のころはダメだったけど、自分の子供のためと考えたら大丈夫だった、という方もいらっしゃいます。
まずは実物を見てみることが大事です。

実家においてもらう

ご両親が買ってくれるということであれば、買っていただいた雛人形を実家に置いてもらい、ひな祭りの時に実家に行ってお祝いする、という方法もありではないでしょうか。
ご両親が昔ながらの衣裳着人形しか認めてくれないなど、怖くない雛人形を選べない場合は、事情を説明して実家に置いてもらうことを提案してみましょう。

まとめ

雛人形の必要性と怖くない雛人形についてご紹介しました。

雛人形は必ず飾らなければならないわけではありません。
ですが、雛人形の本来の目的は、大事なお子さんの身代わりです。
子供の健全な成長と幸せを願う気持ちは、親御さんならどなたも持っていると思います。
なので、怖くない雛人形でお祝いしてあげるのが良いのではないかと考えています。

あとは、ご両親をどう説得するか、ですね。
お金を出していただく場合は、やはり事前に確認した方が良いですね。
キャラクターものを買ったあとで見せたら「え・・・これ・・・?」ということになりかねません・・・
どうしても昔ながらの衣裳着人形がいいと言われたら、「実家に置いてもらう」作戦はどうでしょうか。

雛人形を飾るのは親が子供を想う気持ちの表れです。
雛人形を飾っても飾らなくても、子供の成長と幸せを祈ってお祝いしてあげたいですね。

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