雛人形を飾るのはいつから?飾る場所や子供が触ることの対策について

ひな祭り

ひな祭りには欠かせない雛人形、女の子がいる家庭ではひな祭りが近づくと飾る家庭も多いと思います。
ですが、この雛人形はいつどこに飾るのがいいのでしょうか。初めて飾る場合は特に気になりますよね。
また、子供がまだ小さい場合、人形を壊してしまったり、または小さな部品を飲み込んでしまったりと、いろいろ危険なことが思い浮かぶことと思います。

そこで今回は、ひな祭りの雛人形を飾る時期や飾る場所について、また子供に触られないようにする対策についてご紹介します。

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目次

雛人形を飾るのはいつから?

雛人形を飾るのは、節分の翌日である「立春」(2月4日ごろ)から飾り始めるのが良いとされています。

また、二十四節気のひとつ「雨水(うすい)」に飾るとよいと言われるところもあります。
二十四節気とは、1年を12の「節気」と12の「中気」に分類したものです。
「雨水」は「立春」の次の2番目に来るもので、2月19日になります。

そして、ひな祭りの1週間前までには飾り付けを終わらせておきたいですね。

飾る時期については地域によって変わってきますので、住んでいる地域に合わせた方がいいですね。

また、大安に飾った方が縁起がいいとも言われています。
大安でなければいけないわけではないですが、縁起を意識するなら大安の日を選んだ方がいいかもしれませんね。

雛人形を飾る場所とは?

雛人形を飾る場所については、ここでなければダメ、という決まりはありません。
昔は床の間に飾るのが一般的でしたが、最近では床の間が無い家もあります。
なので、どこでも良いことになりますが、家族が一番長く過ごす場所でもある「リビング」が一般的に良いと言われています。
もちろん、和室があったら和室も良いと思いますし、子供部屋に十分なスペースがあったら子供部屋でもいいですよね。

飾る場所については以下の点がポイントです。

  • 湿気が多くないこと
    湿気が多いとカビが生えてしまうかもしれません
  • 直射日光が当たらないこと
    日光で変色してしまうかもしれません

リビングの場合は、暖房器具の風が当たる場所、加湿器の近く、窓の近くは避けた方が良さそうですね。
また、キッチンや食卓の近くの場合、水や油がかかるかもしれませんので、離れたところに飾った方が良いですね。

雛人形の飾り方 リビング

リビングではどのように飾ったらいいでしょうか。

リビングの床に十分なスペースがあれば、床にひな壇飾りを置くのが見栄えは良いかと思います。
また、横に長い台やカラーボックスを横にしたりした上に赤い毛氈(カーペット用毛織物の一種)を敷いて飾るとなお良いです。

床に十分なスペースが無い場合は、1段の親王飾りをローボードや棚の上に置いている方が多そうです。
ダイニングテーブルの上に飾っている方もいるようですが、汚れないように気を付けたいですね。

我が家の場合は、ちょうどよい高さの棚があったので、棚の上にスペースを作ってそこに親王飾りを飾りました。
その棚も今は無くなったので、次はどこに置こうか検討中です・・・ ^ ^;

リビングに雛人形を飾る場所がないときは

リビングに置き場所が無い場合はどうしたらいいでしょう。

キッチンやダイニングは汚れる可能性があるため、できれば避けたいですよね。

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そんなときは、寝室はいかがでしょうか。
水や油が飛ぶことは無いですし、日光も当たらないですよね。

ですが、布団のホコリで汚れる可能性があることは要注意ですね。
家族以外の人には見せられないのも残念です。

なお、玄関は風水的によろしくないようです。
人形に良い運気を取られてしまうのだとか。

やはり、リビングにも置けるくらいのサイズを選んで購入するのがいいと思います。

雛人形を子供が触ることの対策は?

子供が小さいと雛人形に触って壊してしまいそうですよね。
また、倒してしまったり口に入れてしまったりして、子供が思わぬ怪我をしてしまうかもしれません。

子供がまだ小さい間は、雛人形を触らせないようにしたいものですよね。
どんな対策があるでしょうか。

手の届かないところに置く

  • うちも娘対策として、お雛様は高さ45センチ程のテーブルの上に置いていた。
    一番いいのはやはり届かなくする事だと思う。
  • 手の届くところだといたずらされそうなので、チェスト(腰高の整理ダンス)の上に飾った。
    立ち上がってもチェストの上なら手が届かないし、ちょうど良かった。
  • 我が家はローチェストがあったので、その上がちょうどよかった。
    いずれにせよ、たんすの上など手の届かない位置がいい。
  • うちのは小さいタイプなので、棚の中に飾っている。
    他に飾るところがないだけだが、子供に触られないから良かったと思っている。

この意見が一番多いように感じます。
棚の上など高いところに置くのが手軽ですよね。
また、棚の中に飾る方もいるようです。

このようなところに飾る場合は、親王飾りが良さそうですね。

子供が行けない部屋に置く

  • 小さくて何を言っても手に触ってしまう時期は飾る場所を変えて飾っていた。
    本当は居間に置きたいけど、壊されちゃうからウチは2階に飾っている。
  • 鍵をつけられる部屋に鍵をかけて、パパやママと一緒のときだけその部屋に入ることにする。
  • 近くに夫婦どちらかの実家があるなら、そちらに飾ってそこでひな祭りを行う。

子供が行けない2階やカギのかかっている部屋に飾っておけば子供だけでは触れなさそうですね。
まだ、実家の両親に迷惑でなければ、近所の実家に置いておくという方法もあります。

ベビーゲート・プレイサークル

  • いっしょにいられないときやお昼寝のときは、プレイサークルに入ってもらっている。
  • 我が家はリビング横の和室に出す予定。リビングから和室へはサークルで壁を作って通れないようにしている。

赤ちゃんにプレイサークルに入ってもらう、あるいは雛人形のある部屋をサークルやゲートで区切る、という方法です。
赤ちゃんがまだ小さい場合はベビーゲートを超えてこないので、有効ですね。

ガラスケースに入れる

  • 人形をいれておくためのケースの購入がおすすめ。
    手入れはガラスをふくだけなので簡単。

ガラスケースに入れてあれば人形自体を触られることは無いですね。
この場合は親王飾りが良さそうです。

注意点としては、子供がガラスを突き破って怪我をしたりしないか気を付けたいですね。

まとめ

雛人形を飾る時期や場所についてご紹介しました。

飾るのは立春の2月4日以降でひな祭りの1週間ほど前までに、飾る場所は和室が寝ければリビングが良いですね。

子供に触られる危険性がある場合は、手の届かない場所に置く、子供だけでは行けない部屋に置く、ベビーゲートなどを利用する、ガラスケースに入れる、などの対策が考えられます。

置き場所は雛人形の大きさにも影響しますので、あらかじめ置き場所を考えてから大きさを決めた方がいいですね。

せっかく買った雛人形なので、危険だからといって子供に見せないのは残念な感じがします。
子供も雛人形も安全なように飾り、みんなで楽しめるひな祭りにしたいですね。

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