子供が生まれると意識するようになるイベントとして敬老の日がありますよね。
それまでは両親や義両親への母の日と父の日のお祝いで十分だったとしても、孫ができると敬老の日には孫から何かプレゼントした方がいいのかなと考える方も多いと思います。
ですが、まだ子供が小さく自分でプレゼントを考えられない場合はどうしたらいいのでしょうか、迷いますよね。
そこで今回は、敬老の日の孫からのプレゼントをどうするかについてご紹介します。
目次
敬老の日の孫からのプレゼントはどうする?
自分たちが子供のころや結婚したばかりのころの両親や義両親へのお祝いは母の日や父の日でしたよね。
なので、どこかで自分の両親や義両親への敬老の日のお祝いを意識するタイミングが来ると思います。
そのタイミングの1つとして、子供ができたとき、つまり両親や義両親にとって孫ができたときではないでしょうか。
敬老の日というと孫から贈るというイメージがありますし、実際に子供からよりも孫から贈った方がいいという意見も多いです。
→敬老の日は孫からお祝いした方がいいのかについてはコチラ
実際、孫からもらって嬉しい、喜ばれたというエピソードもいろいろあります。
- 何を貰っても嬉しいとは思うが、私は昔、手書きの肩たたき券をあげたら、めちゃくちゃ嬉しいそうにチョイチョイちぎっては使っていた。
- 実母の方の祖母が遠方だったので、通販の花束を毎年恒例にして贈っていたが喜んでいた。
- 通販とかより自分の足で買いにいったら正直なんでも嬉しいと思う。
- 小さい孫からなら、下手くそな似顔絵でも、何でもうれしい。
基本的に、孫からのプレゼントならなんでも喜ばれそうですね。
通販でも喜ばれそうですが、やはり自分で選んで買ったり似顔絵など手作りした方が喜ばれそうです。
ですが、喜ばれなかったというエピソードもあります。
- 5歳の娘を連れて夫の実家に行き、2人に包みを渡した際、「敬老の日・・・ってわたくしも主人もまだ50代なのよ。何のために『おばあちゃん』と呼ばせないでいると思うの?」と目を吊り上げながら不満そうに言われた。
- 敬老の日に両親に娘たちのムービーを送ったら「私たちは老人じゃないし、じいじとばあばって呼ばれることでさえも妥協してるのに、かなり不快」とLINEが来た。
ということです。
これらのケースで敬老の日のお祝いをされたことに不快感を表した理由は、
- 両親・義両親がまだ若く老人ではない
- 両親・義両親が老人扱いされることに嫌悪感を感じている
- 子供(孫)がまだ小さく、代わりに親(自分)がプレゼントした
=嫁・娘からの嫌味に受け取られる
だと思います。
両親・義両親が老人扱いされたくない場合は、たとえ孫からでも「敬老の日」としてお祝いされることには不快に感じるケースは多いようです。
更に、子供(孫)から自発的にお祝いしたわけでない場合、つまり親(自分)が気を遣ってお祝いした場合や、親が子供にお祝いさせた場合に、不快に感じられることが多いように見えます。
子供(孫)が気持ちを込めたものは喜ばれる可能性が高いですが、子供の代わりに親がお祝いするとうまくいかない場合もあるかもしれません。
敬老の日は子供が小さい場合にどうしたらいい?
ですが、子供がまだ小さい場合、小さい子供の代わりに親がお祝いを考えたいですよね。
敬老の日のお祝いを期待されていたり、むしろ催促されている場合は期待に応じれば良いですが、敬老の日のお祝いを期待していない、むしろ嫌悪感を感じるような場合はどうしたら良いでしょうか?
まず、両親・義両親がまだ若く老人ではない場合や、老人扱いされることに嫌悪感を感じるような場合は、敬老の日としてはお祝いしない方が無難ですね。
母の日や父の日や誕生日など、他の日にお祝いしてあれば大丈夫ではないでしょうか。
また、普段から食事会をしたり遊びに行ったりなど、よく顔を合わせておいたりするのも大事です。
あとは、子供(孫)に関するものを贈るのが良いでしょう。
敬老の日だからとせずに気軽に渡した方がいいですね。
子供の写真入り
子供の写真が入ったものはいかがでしょうか。
特に子供がまだ1歳など自分で手作りもまだできない場合にオススメです。
- 写真入りカレンダー
- 写真入り携帯ストラップ
- ミニアルバム・フォトブック
などなど。
こんな方もいらっしゃいます。
- うちの義母は孫の写真が入ったストラップを携帯にずーっと付けていてとても気に入っている。今はもう8才だが1才の時の写真。
ダイソーなど100円ショップで売っているフォトストラップやフォトキーホルダーを使えば子供の写真のストラップやキーホルダーも簡単に作れそうです。
子供の手作り
子供の手作りのものも喜ばれます。
幼稚園や保育園に通うころになるといろいろとできるようになりますよね。
- じいじとばあばの似顔絵
- 手形で紅葉を描く
- 折り紙を千切って貼り絵
似顔絵は定番ですね。
小さい孫からなら下手くそな似顔絵でも何でもうれしいという意見もあります。
または、幼稚園や保育園で作った敬老の日向けの絵や工作をプレゼントするのも良いでしょう。
子供からのメッセージ
文字が書けるようになったらメッセージカードを送るのも良いでしょう。
プレゼントにメッセージを添えるのもいいですよね。
下手くそな字でも孫から手紙をもらうと嬉しいものです。
また、肩たたき券やお手伝い券というのもあります。
心がこもっていれば何でも喜んでもらえることでしょう。
敬老の日に子供が何もしない場合はどうする?
では、子供はいるけど、子供がお祝いに消極的だったり嫌がったりする場合はどうなんでしょうか。
こんなエピソードも。
- 先日、主人の母親から「うちの孫は敬老の日に何も寄こしもしない。親の教育が悪い。」と言われた。
家や地域によっては風習やしきたりなどもあるかもしれませんし、もしかしたら知り合いが孫からお祝いされたという話を聞いて「うちは何もない」と気にすることもあるかもしれません。
そんなとき、親が気を遣って何かした方がいいのでしょうか。
お祝いやプレゼントは求めるものではないと思いますが、老人を敬う気持ちはあった方がいいかなと思います。
手紙でも電話でも、孫から何か気持ちを伝えられると喜ばれることでしょう。
ですが、無理やりやらせても気持ちが無ければ意味が無いですよね。
そのようなときは、食事会がオススメです。
孫も一緒にみんなで食事をし、いろんな話で盛り上がるのもいい思い出になるのではないでしょうか。
ここでも、敬老の日を期待されている場合はいいですが、そうでない場合は敬老の日だからとせずに、連休だからなどの理由にした方がいいですね。
まとめ
敬老の日の孫からのプレゼントをどうするかについてご紹介しました。
孫からは何をもらっても嬉しいという方がいる反面、敬老の日のお祝いをされることに嫌悪感を感じる方もいらっしゃるので気を付けた方がいいですね。
子供がまだ小さいため子供に代わってお祝いしても、かえって気分を害されてしまう場合もあるようです。
そういう場合は、敬老の日としてはお祝いせず、気軽な感じで孫からのプレゼントを渡すのが良さそうです。
孫の写真入りの何かとか、孫の手作り、孫のメッセージカードなどが喜ばれるでしょう。
あとは食事会などいかがでしょうか。
みんなでいっしょに食事して、孫を交えて楽しく会話するのは楽しい思い出になることでしょう。
孫からのプレゼントは嬉しいという方は多いです。
敬老の日としてお祝いしないとしても、両親・義両親の喜ぶ顔を見たいものですよね。