敬老の日2018年はいつ?意味や由来は?お祝いするのは何歳から?

敬老の日

国民の祝日の1つである敬老の日。
おじいちゃんやおばあちゃんをお祝いしてプレゼントを渡したりする方も多いと思います。
そんな敬老の日の歴史がどんなものかご存知でしょうか。
なんとなく老人を敬う日くらいの知識はあっても、その経緯や由来などは知らない方も多いのではないでしょうか。
また、何歳になったら敬老の日のお祝いの対象になるのかというのも悩みますよね。

そこで今回は、敬老の日の由来や年齢についてご紹介します。

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目次

敬老の日 2018年はいつ?

毎年9月にやってくる「敬老の日」。
以前は固定の日付でしたが現在は毎年変わります。
まずは今年の敬老の日がいつかについて見てみましょう。

敬老の日と言えば9月15日の記憶がある方も多いかと思いますが、ハッピーマンデー制度により、現在は毎年9月第3月曜日が敬老の日です。

ハッピーマンデー制度とは、日本の祝日の一部を固定の日から特定のある週の月曜日に移動させた法改正のことです。
土曜日、日曜日、月曜日と3連休を増やすことを目的としています。

そして、2018年の敬老の日は
9月17日
となります。

ちなみに、来年以降の敬老の日は、
2019年9月16日
2020年9月21日
と続きます。

敬老の日の由来とは?

敬老の日とは、「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」ことを目的として、日本の法律で決められた国民の祝日です。

敬老の日は、兵庫県の多可郡野間谷村(現在の多可町八千代区)が発祥の地とされています。
昭和22年9月15日に、長い間社会に貢献してきたお年寄りに敬意を表し、その人生経験や知識を知恵を借りて村づくりをしていきましょうという目的で行われた「敬老会」を開催し、ごちそうと余興でもてなされたことがその始まりということです。

提唱者の門脇政夫さんによると、昭和22年はまだ敗戦の傷跡が残る戦後の混乱期で、秩序も乱れて老人軽視の風潮も感じられていたということです。
そこで35歳の若さで村長に当選してまず「敬老会」を計画しました。
また、9月15日に行われた理由としては、お年寄りにも過ごしやすい気候に加え、農閑期で忙しくないこと、また「養老の滝伝説」に因んでいることもあるそうです。

「としよりの日」から「敬老の日」へ

昭和23年に「国民の祝日に関する法律」が施行されましたが、そこにはこどもの日や成人の日はありましたが老人のための日はありませんでした。
そこで、2回目の敬老会のときに9月15日を村独自の祝日として制定し、祝日化の運動のため名称を「としよりの日」に変更しました。
この運動が徐々に広がっていき、昭和25年に兵庫県が9月15日を「としよりの日」として制定し、ついには昭和41年には国民の祝日に関する法律が改正されて「敬老の日」が国民の祝日に制定されました。

9月第3月曜日に移動

その後、平成13年の祝日法改正(ハッピーマンデー制度)によって、平成15年から敬老の日は「9月第3月曜日」に移動しました。
ですが、平成15年の9月の第3月曜日はたまたま15日だったため、敬老の日が9月15日以外になったのは平成16年からです。
このハッピーマンデー制度による敬老の日の移動については、提唱者の門脇さんは遺憾の意を表明したということです。

老人の日とは

ちなみに、「老人の日」という日もあります。

老人の日は昭和38年に制定された老人福祉法により9月15日に定められていましたが、昭和41年に「敬老の日」が国民の祝日に制定されるとともに、「老人の日」も「敬老の日」に改めらました。
そして、ハッピーマンデー制度による敬老の日の移動に伴い、平成13年に老人福祉法を改正して9月15日を「老人の日」とし、9月15日からの1週間を「老人週間」としました。


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敬老の日にお祝いするのは何歳から?

いつから敬老の日のお祝いをしたらいいのか迷う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
敬老の日は「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」とされていますが、この「老人」とは何歳からを指すのか気になりますよね。
こちらが老人だと思ってお祝いしても相手がそのつもりがないとかえって失礼になるかもとか、まだ老人じゃないから対象外だと思っていたらお祝いを期待されていたりとか・・・

敬老の日の対象年齢としては決められていないようですが、お祝いするのであれば相手に喜んでもらいたいものですよね。
そのためにも、厳密にこだわる必要もないかもしれませんが、気にしておくのも良いかもしれません。

何歳から老人?

さきほどの老人福祉法では、65歳以上という記載が多く、65歳以上を対象としているように見られます。

厚生労働省の高齢者の定義も65歳以上としています。
また、国連の世界保健機関(WHO)の定義も、65歳以上の人のことを高齢者としているようです。

ですが、還暦が60歳だったり、以前は会社の定年や年金の受給開始が60歳だったということもあり、今でも60歳と言えば老人とする場合も多いという意見もあります。

年齢で考えると65歳が一般的かもしれませんが、60歳を過ぎればお祝いしても違和感は無いかもしれません。

孫ができた年から

孫からおじいちゃん、おばあちゃんへのお祝いの場合は、年齢自体はあまり関係ないのかもしれません。
敬老の日のお祝いを始めるきっかけとして、孫ができたタイミングという方も多いのではないでしょうか。

年齢が老人だから、という理由だと抵抗あるかもしれませんが、孫からおじいちゃんとおばあちゃんへのお祝いと考えれば、きっと喜んでもらえることでしょう。

まとめ

敬老の日の由来や年齢についてご紹介しました。

毎年おじいちゃんやおばあちゃんをお祝いする方もいらっしゃると思いますが、ただの連休としてしか覚えていない方もいるかもしれません。
お子さんがいるご家庭であれば、孫からのお祝いとすればきっと喜ばれることと思います。
実は私は、敬老の日のお祝いをしたことがまだありません・・・
これを機会に考えてみたいなと思いました。

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