端午の節句に飾った五月人形も、節句が終わったら片付けがあります。
やはり出したらしまわなければいけませんよね。
ですが、そもそも五月人形はいつまで飾っておくものなのでしょうか。
片付けが遅くなってしばらく飾りっぱなしにしてしまうことがある方もいらっしゃると思いますが、これは良くないことなのか、端午の節句が終わったらすぐに片づけた方がいいのか、気になりますよね。
そこで今回は、五月人形の片付ける時期についてご紹介します。
目次
五月人形を片付ける時期とは
子供の成長をお祝いする端午の節句も5月5日を過ぎればもう終わりですね。
飾った五月人形も片づけるときが来ます。
この五月人形、いったいいつまで飾って、いつ片づけたらいいのでしょうか。
みなさんのいろんな意見を見てみましょう。
- 5月5日以降ならいつでも大丈夫。
- 5月末まで。「大安の日」がいいみたい。
- 愛媛在住、こちらでは1ヵ月遅れでお祝いする所もあるので、6月5日まで出していても大丈夫。
- お節句は季節の行事だから、それが過ぎたらしまうのはなるべく早めに、5月中頃までの天気のよい、カラッと晴れた日を選んで丁寧にしまう。鯉のぼりも同様。
- しまうのは5月中旬までに、天気が良く空気の乾燥した日が良い。
- 季節の節目という節句の由来を考えると、5月の中頃までの天気の良い日にはしまいたいもの。
5月の中旬までに、という意見が多いですね。
地域によっては6月上旬までというところもあるようです。
五月人形を片付ける時期に決まりは無いです。
一般的な目安としては5月5日以降で5月中旬ごろまでになります。
五月人形の片付けは天気の良い日がいい?
また、天気の良い日を選ぶという方が多いですね。
6月になると梅雨に入ってしまいます。
五月人形は翌年の端午の節句まで長期間しまうことになるので、湿気が多い時期にしまうとカビが生えてしまう可能性が高くなります。
なので、梅雨に入る前の5月中旬あたりまでで「天気の良い日」に片づけるのが良いということになりますね。
五月人形の片付けが遅いのは大丈夫?
お雛様は早く片付けないと婚期が遅れるって聞きますよね。
男の子の五月人形は片付け遅いと何かあるのでしょうか。
五月人形の片付けが遅れることについての意見です。
- 五月人形は、お雛様と違って急がなくていいと祖母が昔言っていた。
- 特にないが、逆に片付けると出世が遅れると祖母に言われた。戦に遅れをとり大将の心証が悪く出世できないらしい。
- 何もありませんよ。心配しなくて大丈夫。
- 何にもありません。
雛人形とは違って、やはり何もないようです。
逆に片づけない方がいいという説もあるようですね。
五月人形は飾りっぱなしもアリ?
では、片づけずに飾りっぱなしというのはありなのでしょうか。
- いつしまうのかわからなかったので店員さんに聞いた。
その方が言うには雛人形とは違い五月人形は「いつしまう」というのはないそうで、飾る場所に余裕のある家はずっと飾っておいて良いのだそう。 - 甲冑を年中床の間飾りにしてある元武家のお宅などはあるので、五月人形の中でも鎧兜は通年飾ってもセーフ。
飾りっぱなしでも大丈夫のようです。
但し、飾りっぱなしだと埃を被り、色褪せも激しく、よほどこまめにお掃除をしないと鎧の金属部分に付着した埃が取れなくなり、人形が傷んでしまうことが考えられます。
更に、飾りっぱなしでは子供が端午の節句を楽しみにする気持ちが減ってしまいそうです。
せっかくの五月人形ですから、毎年子供と一緒に飾った方がいいのかもしれませんね。
まとめ
五月人形の片付ける時期についてご紹介しました。
五月人形を片付ける時期の目安としては5月中旬ごろまでが一般的です。
また、カビが生えないように、天気の良い日を選んで片づけましょう。
雛人形とは違い、五月人形の片付けが遅れても特に問題はないです。
むしろ、片づけずに飾りっぱなしというのもアリのようですね。
ですが、飾りっぱなしにすると人形が傷んでしまうことも考えられますし、子供も飾る楽しみが無くなるかもしれないので、よく考えた方が良さそうです。
子供の成長を祝う五月人形ですから、また来年の端午の節句まで、カビたりしないよう大事にしまいたいですね。