七草粥をおいしく作るには 七草はどこで手に入れる?おかずは?

七草粥

1月7日に七草粥を食べるというのは日本の古くからの風習ですが、この七草粥、作っていますか?
七草粥は、おいしいという方も多いですが、中にはまずいという方もいるようです。
そして、おいしそうでないから、今まで作ったことが無かったという方もいると思います。

おいしく作れるのであれば作ってみたいですよね。
では、七草粥をおいしく作る方法はないものでしょうか。

そこで今回は、七草粥をおいしく作って食べる方法について、いろいろな意見をご紹介します。

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目次

七草粥をおいしく作るには

七草粥はまずくて食べないという方も結構いるようです。
そんな七草粥ですが、おいしく作る工夫はありそうです。

下処理

すずな(かぶ)と、すずしろ(大根)はおなじみの食材ですが、葉ものについては土臭い、生臭いと感じる方が多いようです。
刻んだ七草を鍋のお粥に入れてひと混ぜして完成、という方もいますが、下処理をした方がおいしくなるという意見は多いです。

大体みなさん、以下のように下処理しています。

  • アクの強いものはサッと茹でてから細かく刻んで水気を絞って使う
  • 七草を刻んでから塩をしてもみ、灰汁を出してからさっと熱湯を掛けて絞ってからほぼ出来上がったお粥に混ぜる
  • 七草の中の葉物は細かく刻み、塩をして青臭さを絞って抜いて、熱湯にくぐらせる
  • 塩を加えて揉んで10分ほどおき、熱湯で1分ほど茹でる

ほとんどの方がやっているのは、「塩で揉む」「絞る」「軽くゆでる」になります。
このような下処理を行うことにより、七草の青臭さも減り、食べやすくなります。

味付け

七草粥の味付けは基本的に「薄い塩味」ですが、この味が全くおいしくない、食が進まない、という意見もあります。
そのためか、以下のようにいろいろと味付けをアレンジしている方もいるようです。

  • 何か旨味を加えるなら、干し貝柱がおすすめ
  • 味付けは塩と昆布とかつおだし
  • 昆布と鰹でとった出し汁に、塩と醤油を加える
  • 前の晩の豚しゃぶ鍋の汁を残しておいて七草を刻んでいれ卵とじ
  • 出汁と薄口しょうゆを使ってみたり、昆布茶を使ってみるのもあり
  • 粉末鶏がらスープの素、醤油、コチジャン、酒

いろいろありますね。
薄い塩味で十分おいしい、という方もいる一方で、工夫しておいしくいただいている方も結構いるようです。

また、「七草の下処理をきちんとすると塩だけで充分美味しい」という意見もあります。
まずは下処理をきちんとしたうえで塩味だけで試してみるのもいいと思います。

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七草はどこで手に入れるの?

七草粥も工夫次第でおいしく作れそうだということがわかりました。
ですが、初めて七草粥を作る方にとっては、まず疑問なのが、七草ってどこで手に入れるのだろうかってことですよね。
七草粥に入れる春の七草なんて、あまり見たこと無い方もいるかもしれません。

そこでここでは、七草の入手方法についてご紹介します。
ちなみに、七草粥は1月7日の朝に食べるものとされているので、1月6日にはそろえておきたいですね。

七草粥セット

1月7日が近いと、七草を1つ1つそろえなくても良い便利な「七草粥セット」が近所のスーパーで売っていることがあります。

大体、1セットで300円台で売り出されます。

1月7日が過ぎると在庫処分で安くなります。
その時に買ってちょっと遅くいただくという手もあるかもです。

フリーズドライ

春の七草をフリーズドライにしたものも売られています。
ネット通販でも購入できます。

これならお粥に入れて混ぜるだけなので簡単そうですね。

自分で摘む

春の七草を自分で摘むという方もいます。
都会では難しいですが、地方であれば自分で摘むこともできそうですね。
全部そろえるのは大変そうですが、大根やかぶはスーパーなどで買って、近所に生えているものは自分で摘んでくるというのも良いかもしれません。
ぺんぺん草とか生えてそうですよね。

但し、最近は汚染問題などもありますので、場所によってはやめておいた方が良い場合もありますので注意が必要ですね。

七草粥のおかずは?

七草粥の材料をそろえて料理したとき、ふと「おかず」が欲しいなんて思うこともありますよね。

七草粥だけでは物足りない、という方も結構多いようです。
元々、七草粥は「正月のお祝いで弱った胃を休めるため」に食べると言われているので、胃に負担がかかるものを食べたら元も子もない気もしますが、負担にならないものならアリかもしれませんね。

七草粥と一緒に食べるおかずとして、以下のような意見があります。

  • 野菜やお魚の煮付け、あとはお漬物
  • アジの開き
  • 銀ダラか、いいのが手に入ればキンメの煮魚
  • 焼き鮭
  • 焼いたお餅を入れる
  • 白菜の浅漬け、塩昆布、じゃこのふりかけ
  • 高野豆腐か、ほうれん草のごま和え
  • ほうれん草のおひたし
  • 残っているお正月用の蒲鉾や昆布巻き

魚料理を出す方は多いです。
特には人気のようです。

また、お餅を入れる方も多いですね。
これもおいしそうです。

あとは、ふりかけや漬物などのご飯のお供が人気のようです。
また、お粥の材料同様に、ほうれん草などの野菜を使う方も多いです。

お正月の残り物や、今冷蔵庫にあるものを使うという方もいます。
やはり手っ取り早いですよね。

みなさん、あまりガッツリしたものは選ばないようです。
「無病息災」を願うという基本はおさえられているようです。

まとめ

七草粥をおいしくいただくには、七草の下処理が大事です。
薄い塩味がおいしく感じない場合は、いろいろと味付けを工夫することでおいしくなるかもしれません。

また、七草粥におかずをつける方もいますが、みなさん、胃を休めるという基本はおさえたものを用意しているようです。

無病息災を願って、七草粥をおいしくいただきたいですね。

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