びまん性脱毛症が回復する対処法とは 治らない場合はどうする?

薄毛

びまん性脱毛症で悩む女性は多いです。
最初はボリュームが無くなるくらいかもしれませんが、症状が進むと地肌が目立つほどに髪の毛が抜けてしまうこともあります。
この女性に多く見られるびまん性脱毛症の原因は1つではありません。
今症状でお悩みの方も、これからのことを考えて不安に感じる方も、びまん性脱毛症とはどんな症状なのかについて知っておくことは大事になります。

そこで今回は、びまん性脱毛症の原因と対策についてご紹介します。

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目次

びまん性脱毛症は回復する?

髪の毛のボリュームが無くなってきたり、つむじや地肌が目立ってきたりなど、髪に悩む女性は多いです。
「家と職場以外は帽子をかぶって過ごしている」「もう悩みすぎて鬱になりそう」「なるべく誰にも合わないようにしている」など、悲痛な悩みも多く見受けられます。
なんとしてでも回復させたいものですよね。
このように女性に多く見られる症状のことを、びまん性脱毛症と言います。

びまん性脱毛症とは

びまん性脱毛症は、多く女性が悩まれている薄毛の症状の1つになります。
びまん性脱毛症とは、「びまん性」=全体に広がる薄毛の症状、という意味になります。
つまり、男性のように部分的に起きる脱毛でなく、頭全体の髪の毛で薄毛になるというものです。

最初のころの症状としては、

  • 髪がペタっとしてスタイルが決まらない
  • 髪の毛が細くなってコシが無くなった
  • つむじが目立つようになった

などがあります。
これらの症状は少しずつ進んでいくので、気が付かないうちにかなり進行してしまった、というケースもあります。
早めに気づいて対策をしていかないと、治すのにかかる期間も長くなってしまいます。

びまん性脱毛症の原因

びまん性脱毛症の原因は主に以下のものがあります。

  • 女性ホルモンの減少
  • 頭皮環境の悪化

それぞれの原因によって対策も変わってきます。
そして、きちんと原因に合った対策を行えば回復にもつながりやすくなります。

なので、まずは原因を特定することと、その対策を始めることが大事になってきます。

びまん性脱毛症の対処法とは

びまん性脱毛症の対処法は、その原因によって異なってきます。
びまん性脱毛症の原因ごとに対処法についてみてみましょう。

女性ホルモンの減少

びまん性脱毛症の原因に考えられるものとして、女性ホルモンの減少が考えられます。
特に30代後半になってから症状が出始めた場合は、この女性ホルモンの減少が原因の可能性として高いでしょう。

女性ホルモンであるエストロゲンには、お肌や頭皮を若々しく維持し、髪の毛の成長を促して成長期間を持続させる、という働きがあります。
また、エストロゲンにはコラーゲンの合成を促す働きもあり、そのコラーゲンはお肌だけでなく、髪の毛のツヤとハリにも影響します。

そしてこのエストロゲンが減少することによって、髪の毛が生えてから自然に抜け落ちるまでの周期であるヘアサイクルが乱れる可能性があります。
髪にうねりやパサつきが目立ち始め、髪の毛が細くなりボリュームが低下し、そして抜け毛へとつながってしまうわけです。

女性ホルモンが減少する原因

女性ホルモンが減少する原因としては以下のものがあります。

加齢

エストロゲンの分泌量は年齢と共に変化し、ピークは20代後半から30代前半と言われています。
30代後半になるとエストロゲンの分泌量は徐々に減っていきます。
そして、卵巣の中の卵胞が減って、閉経前後の45~55歳には激減します。

睡眠不足

女性ホルモンは卵巣から分泌されていますが、その卵巣に指令を出しているのは脳の視床下部や下垂体になります。
睡眠不足によって脳の機能が乱れ、女性ホルモンの分泌も乱れてしまうことがあるということです。
また更に、女性ホルモンの分泌が乱れることによって脳の機能が低下してしまうという悪循環も起こり得るので、良質な睡眠をとることも大事になります。

ストレス

ストレスもまた、女性ホルモンの乱れの原因になる場合があります。
視床下部は自律神経の司令塔でもあるため、ストレスによる自律神経の乱れが女性ホルモンの分泌の乱れにもつながってしまいます。
ストレスを溜めずにリラックスする時間を持つなど心がけましょう。

女性ホルモンを減らさない対策

女性ホルモンを減らさないためには、減らす要因を引いて、増やすものを足すことが大事になります。

しっかり睡眠をとってストレスを溜めない

まずは女性ホルモンを減らす要因を引きましょう。
そのためには、しっかりと睡眠をとって、ストレスを溜めないことが大事になります。
自律神経のバランスを整えて、ホルモンバランスを整えましょう。

睡眠は眠りの深さがポイントです。
眠りについてから最初の3時間にどれだけぐっすり眠れるかが大事です。
特に最初の90分間に成長ホルモンの分泌量が最も多くなるということです。
そのため、長い睡眠時間をとることよりも、最初の3時間、特に最初の90分間を深く眠ることが重要になります。

そして、ストレスを溜めたままにせず、上手に発散するように心がけましょう。
趣味や音楽などの楽しみによってリフレッシュすることも大事です。

女性ホルモンを増やす食品を食べる

女性ホルモンを減らす要因を引いたら、次は女性ホルモンを増やす食品を足してみましょう。

女性ホルモンの分泌に効果があるビタミンB6やビタミンE、また女性ホルモンと似ているとされる大豆イソフラボンを積極的に摂るように心がけましょう。

ナッツ類や、豆腐や納豆、豆乳などの大豆製品などが良さそうですね。

エストロゲンが多すぎても問題に

エストロゲンが多いことは髪に良いと言われていますが、その一方で、エストロゲンの過剰分泌は髪に悪い影響を与える場合があるとも言われています。
多すぎても少なすぎてもダメということなんですね。

女性ホルモンはバランスがとれていることが大事になります。
サプリメントなどで補う場合は摂りすぎにも気を付けましょう。

頭皮環境の悪化

頭皮環境の悪化もまた、薄毛の原因になりえます。
頭皮は髪の毛の畑です。
その畑に問題があると、髪の毛もしっかり育たず抜け落ちてしまいます。
まだ20代や30代前半なのに症状が出始めていたとしたら、この頭皮環境の悪化が原因の可能性もあるかもしれません。

栄養不足

偏った食事や無理なダイエットによる栄養不足も、髪に悪い影響を与えてしまいます。
髪の毛の成長に必要とされるアミノ酸や亜鉛が不足することで、頭皮に十分な栄養が行き届かなくなり、抜け毛が増えたりボリュームが減ったりします。
髪の毛は身体の中でも栄養が後回しにされるところになります。
なので、栄養が不足すると影響が出やすいと言えます。
髪の毛の状態が悪くなったと感じたら、食生活を見直してみるのも良いでしょう。

インスタント食品やお菓子などで済ますことのないように、バランスの取れた食事を心がけましょう。
また、先ほどにも触れましたように、ナッツ類や大豆製品などは積極的に摂りましょう。

血行不良

髪の毛を作る栄養は血液によって髪の毛まで運ばれます。
そのため、頭皮が血行不良になると、髪の毛の生成に必要な栄養を十分に供給できなくなります。
頭皮の色は白いのが正常です。
なので、頭皮の色が赤い場合は血行不良の可能性があります。
特に、頭皮がカチカチに硬く、指で押してもあまり動かないような状況は、抜け毛が進んでしまうかもしれません。
また、肩コリや首コリ、またはストレスなどの緊張状態も、筋肉が収縮して血行不良につながります。

頭皮の血行不良は、頭皮マッサージでほぐしてみましょう。

シャンプー

毎日使うシャンプーもまた、頭皮の環境に影響します。
洗浄力が強すぎると頭皮を保護する皮脂などまで落としてしまい、頭皮を乾燥させてしまいます。

サロンで使われることの多いアミノ酸シャンプーは余分な皮脂や汚れを落としますが必要な皮脂までは落とさないので、髪や頭皮に優しいシャンプーとして人気があります。

ですが、髪が慣れるまでは洗った後にきしむことああるようです。
3日に一度、自宅でシャンプーの代わりに使用するだけで効果があるこちらは、高級レアオイルで傷んだ髪をコーティング補修してくれます。。

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びまん性脱毛症が治らない場合は?

生活習慣や食生活を変えたり、使っているシャンプーを変えたりしても症状が改善されないという場合は、女性の薄毛を診てくれる病院の外来や専門のクリニックを受診することをオススメします。

専門家に症状を診てもらう方が自分で判断するよりも確実です。

もちろん、生活習慣や食生活に問題があったり、頭皮に悪いシャンプーを使っているのは良くありませんが、改善が進まない状況のままでいると、さらに悪化して回復も難しくなってくるかもしれません。

もし改善があまりみられない場合は、専門家に早めに診てもらうことが大事になります。

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まとめ

びまん性脱毛症の原因と対策についてご紹介しました。

びまん性脱毛症の原因は女性ホルモンの減少が大きなものになりますが、頭皮環境が悪化していることも原因になります。

生活習慣や食生活を変えていくことで改善が期待できますが、それでも治らない場合は病院や専門のクリニックの受信がおすすめです。

悩む方の多いびまん性脱毛症ですが、あきらめずに対策していきましょう。

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