ほうれい線は肉付きのいい人ほど出やすい?肉付きがいい人の対策とは

ほうれい線

ほうれい線で悩む方の中には、顔の肉付きが良いことが原因ではないかと考える方もいます。
頬の肉付きが良くて昔からほうれい線が目立っている、あるいは昔よりも目立ってきたなど、悩ましいですよね。
肉付きがいい人はほうれい線が出やすいという話も聞きますが、どうしようもないのか気になるところです。
何とかしたいほうれい線ですが、元々顔の肉付きが良いときはどうしたら良いのでしょうか。

そこで今回は、顔の肉付きがいい人のほうれい線対策についてご紹介します。

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目次

ほうれい線と顔の肉付きは関係がある?

ほうれい線は誰にでもありますが、若いころはあまり目立たず、加齢によって目立つようになっていきます。
ですが、若いころから目立ちやすい人とそうでない人がいますよね。
これにはほうれい線が目立ちやすい人の特徴がありそうです。

そして、顔の肉付きがいいためほうれい線が出てしまう、と悩む方も多いです。
こんな悩みがあります。

  • 生まれつき頬に肉がついてほうれい線が目立っている。ダイエットをしても顔の肉は落ちない。
  • 最近ほうれい線ができそうでビクビクしている。顔が肉付きがよいのとダイエットもしたのもあり、少したるみがあるような・・・。
  • 頬にお肉が付いてて丸顔で目も細くて一重で、パーツが小さいので肌の面積が広い…少し微笑んだだけでほうれい線がくっきり。

顔の肉付きが良くて体が細い人は若く見えて羨ましいという意見もありますが、当の本人にとって顔の肉は真剣な悩みですよね。

顔の肉付きもほうれい線の目立ちやすさに影響するのでしょうか。
そして、ほうれい線を何とかしたいけれども、肉付きがいい場合には何かいい方法はあるのでしょうか。

まずはほうれい線と顔の肉付きの関係から見てみましょう。

ほうれい線は肉付きのいい人ほど出やすい?

ほうれい線が目立ちやすい人には特徴がありそうですが、顔の肉付きもほうれい線が目立ちやすい人の特徴なのでしょうか。

顔の肉付きについては、肉付きがいい人はほうれい線が出やすいという意見と、逆に出にくいという意見があります。

肉付きがいい人でほうれい線が出やすいケース

肉付きがいい人はほうれい線が出やすいという意見は、以下の理由になります。

  • 丸顔の場合は、頬の筋肉量が少ないため、頬が下がりやすく、それによってほうれい線が出てきてしまう可能性がある。
  • 基本的に、ふっくらした丸顔の方は、顔がたるみやすい。骨格的に丸顔の方ではなく、肉付きが良くて丸顔の方になる。
  • 丸顔でふっくらした肉付きのよい人も頬の肉が下がってきやすいためほうれい線ができやすくなる。

つまり、「頬の筋肉が少ないため頬が下がりやすい」「肉付きがいいため頬が下がりやすい」ということのようです。

また、「肉付きがいい」ことと「丸顔」がいっしょに考えられていますが、これは「骨格が丸顔」ということではなく、「肉付きが良いので丸顔」の人にほうれい線ができやすいということのようです。

肉付きがいい人でほうれい線が出にくいケース

また、肉付きがいい人はほうれい線が出にくいという意見は、以下の理由になります。

  • 頬に肉付きがいいと垂れやすいのでは?と思うかもしれないが、急激に下がるのは70歳以降になる。
    ふっくら頬の方は意外とアゴ骨もしっかりしていることが多いので、30代40代でいきなりとはならない。
  • ほうれい線ができやすいタイプの顔立ちは、あごが細長くて顔が小さく体格は細くて痩せている方が多い。
    太っている方は肉付きで内側から張っているように見えるので、ほうれい線以外のしわも目立ちにくい傾向がある。

つまり、「骨格がしっかりしているため急に頬が下がらない」「太っていると肌も張っているので目立たない」ということのようです。

こちらは「丸顔」としては見られていないようでもあります。

肉付きがいいからほうれい線が目立つというわけではない

以上から、顔の肉付きが良い=ほうれい線が目立つということではないようです。

また、骨格によってほうれい線が目立つという話は確かにあります。
ほうれい線が目立ちやすい骨格としては、頬骨が高い、丸顔、などが良く言われます。
丸顔の人は顔がふっくらしていることから、顔がたるむ可能性が高いとも言えます。
ですがこれも、丸顔でたるみやすい原因が骨格なのか肉付きなのか、混同されがちです。

結局のところ、肉付きの良い方でほうれい線が目立ちやすい原因としては以下が考えられます。

顔の筋力不足

顔に頬の肉を支えるだけの筋力が無いと、肉付きの良さの分だけ頬が下がりほうれい線が目立ちやすくなります。

肉や脂肪が付きすぎている

顔の筋肉で支えられる以上の肉や脂肪がついていると、やはり支えきれずに頬も下がってしまいます。


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顔の肉付きがいい人のほうれい線対策

ほうれい線が深くなる理由は顔のたるみであり、顔のたるみはお肌のハリや表情筋の衰えなどにより肉や脂肪が下がってくるのが原因です。
そのため、肉付きが良くてその肉や脂肪を支えられない場合は、顔のたるみになりやすいと言えるでしょう。

そのため、対策としては以下が考えられます。

  • 顔が支えられない頬の肉や脂肪を減らす
  • 頬の肉や脂肪を支えられる筋力をつける
  • 頬の肉や脂肪を支えられるハリのある肌を作る

では、ガンガン顔の筋トレをすればほうれい線やシワが無くなるのか思うかもしれませんが、そうでもありません。
特に昔よりもほうれい線が目立ってきたという方は、筋トレで昔に戻れると考えられがちですが、ほうれい線の原因は筋力低下だけではありません。
おそらく若いころは表情筋の筋力に負けないほど肌にハリや弾力があったと思います。
ですが、加齢に伴い肌の弾力が失われた状態で表情筋の筋力を強化してしまうと、お肌が表情筋に負けてシワができやすくなってしまうということです。
つまり、顔の筋力を部分的に強くすることは、ほうれい線やシワを深くしてしまうことにつながりかねないということです。
もちろん、筋力が低下していると皮膚や脂肪をしっかり支えることもできず頬が下がってしまいますので、昔より衰えているなら昔の状態までは強化し、必要以上には強化しないことが良いでしょう。

なので、対策としては、「顔の筋力が低下しないよう維持」しつつ、「お肌の衰えもケア」しつつ、「表情筋でカバーしきれないお肉や脂肪を減らしていく」、ということになります。

お肌のケア

もしお肌が乾燥している場合は、スキンケアを見直す必要があります。
肌が乾燥するとターンオーバーが乱れてハリが低下してしまいます。
そしてお肌が乾燥することで角質層のバリア機能が低下し、真皮にダメージを与えてたるみにつながる可能性があります。
洗顔時の洗いすぎ、クレンジングによる摩擦や角質ケアのやりすぎ、きちんと保湿ができていないなどの間違ったスキンケアは、自ら肌のバリア機能を壊しているかもしれません。
適切な洗浄力のあるクレンジングを使い、たっぷりの泡でゴシゴシこすらず丁寧に洗顔し、適量の保湿成分を補うことが大事です。

正しい洗顔方法は以下です。

顔の筋力強化

顔の筋力を鍛えることはお肉を引き締め脂肪も落とすことにもつながります。
顔の筋力トレーニングとしては、例えば、舌回し体操が有名です。

口を閉じた状態で舌を唇の裏に当て、歯茎をなぞるようにぐるりと回します。
これにより、口の周りの筋肉を鍛え、更にリンパの流れを促す効果があるということです。
また、耳下腺が刺激されてパロチンという成長ホルモンの一種が分泌され、お肌のケアにもつながります。

他にも表情筋を鍛える方法はいろいろあります。

これは大頬骨筋と小頬骨筋のトレーニングになります。
口を横に大きく開くとほうれい線に沿ってシワができてしまうので、動画のように縦に開くことがポイントになります。

ここで要注意なのが、先ほども触れましたが、顔の筋力を部分的に強くすることは、ほうれい線やシワを深くしてしまうことにつながりかねません。
何事もやりすぎは禁物ということですね。

ほうれい線をリンパケアで改善

ふっくらした頬はむくみがある可能性もあります。
顔のリンパの流れを改善することで老廃物が流れ出て、頬周りがすっきりします。

さとう式リンパケアの「耳たぶ回し」は固まった筋肉を緩めることでリンパを流れやすくします。
さとう式リンパケアの詳細は書籍で解説されています。

ほうれい線は寝方も影響する?

ほうれい線対策の1つとして、寝るときの姿勢を見直すというのもあります。

頬の肉付きが良い人は、横向き寝をすることでほうれい線が深くなってしまいます。
そのため、なるべく左右一方を向いて寝ないようにする必要があります。

また、うつぶせ寝の場合は、弾力不足の肌が枕に押し付けられて負担がかかってしまいます。
そして肉付きの良い場所に重みがかかってたるみやすくなります。

そのため、理想としては「仰向け寝」になります。
筋肉が緩んでいる睡眠中は、お肌がたるまないように寝るのが良いでしょう。

まとめ

顔の肉付きがいい人のほうれい線対策についてご紹介しました。

頬周りの筋力が衰えている場合は強化し、筋力で支えられる以上の肉や脂肪が付いていたら減らす必要があります。
表情筋に負けずシワにもならないようなハリのあるお肌ももちろん大事です。

他にも運動不足や肩こりなども影響しています。
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ほうれい線の原因はいろいろありますので、頬周りだけでなく、身体全体でケアすることも大事です。
顔も身体も正常な状態を維持してほうれい線を改善していきたいですね。

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