ほうれい線は顔のお肌のたるみが原因 顔筋トレーニングは効果あり?

ほうれい線

顔の鼻から口にかけて現れるほうれい線。
歳を重ねるとともにほうれい線が深くなってくる方も多いですよね。
ほうれい線は見た目年齢にも大きくかかわり、ほうれい線が目立つだけで老けて見られてしまうので、特に女性にとっては気になるところではないでしょうか。
ほうれい線を何とかしたい!そんな悩みを持つ方は多いですが、一度目立つようになったほうれい線を目立たなくすることはできるのか気になりますよね。

そこで今回は、ほうれい線が目立つ原因と対策についてご紹介します。

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目次

ほうれい線の原因

目立つことでいわゆる老け顔に見られてしまうほうれい線。
特に女性の方はほうれい線に敏感ではないでしょうか。

年齢とともに、または病気や体調不良が長期間続いた結果、ほうれい線がくっきりと目立ち苦しんでいる方たちも多いです。
こんなエピソードも。

  • ほうれい線が嫌。38歳でハッキリほうれい線が。もう諦めるしかないのか。専業主婦でお金がある訳では無いので注射や定期的に通うことも出来ない。本当に辛い。
  • 30歳。ほうれい線がくっきりしている。数年不眠症であったため、ここ1年ほどの間に急激に老けて別人のようになった。知人にも「別人のようになったよ。どうしたの」と言われる。

ほうれい線を薄くしたいという悩みが多いですが、そんなことできるのでしょうか。
まずはほうれい線についてしっかり理解するところから始めましょう。

ほうれい線とは

ほうれい線とは、小鼻の脇から唇の端に伸びる左右の線で、笑顔になったりするときに特に目立つものです。
ほうれい線が気になるケースとしては、表情を作っていないときにもかかわらず目立つ場合になります。
ほうれい線は年齢を重ねるごとに目立つようになり、その深さが見た目の年齢にも影響しますが、化粧品などで簡単に隠すわけにもいきません。

実はこのほうれい線はシワではなく、頬の境界線を指しています。医学用語ではこれを「鼻唇溝(びしんこう)」と言います。
そして、顔の表面がたるむことによって、このほうれい線に沿って深い溝ができます。
ほうれい線は歳をとったからできたのではなく誰にでもあるものであり、歳をとるとともに肌がたるむことで目立つようになったものです。

ほうれい線が目立つ原因とは

ほうれい線は年齢を重ねるごとに目立つようになりますが、その原因は、お肌のたるみです。

そして、お肌のたるみの原因には主に以下のものがあります。

  • 皮膚のたるみ
  • 脂肪のたるみ
  • 筋肉のたるみ

顔のお肌のたるみの原因

ほうれい線は顔のお肌のたるみにより目立つようになります。

顔のお肌のたるみの原因としては以下のものがあります。

皮膚のたるみ

皮膚のたるみはお肌の弾力の低下が原因です。
お肌のハリを支えるコラーゲンやエラスチンが減少したり質が変化したりすると、お肌の弾力が失われます。

加齢による影響

お肌のハリをもたらすのは、目に見えるお肌の表皮でなく、表皮の奥にある真皮になります。
真皮とは表皮の土台となって支えているものであり、真皮がしっかりすることでお肌にハリができます。

その真皮の中にある線維芽細胞がコラーゲンやエラスチンを作り出します。
コラーゲンはお肌のハリに影響を与えるタンパク質であり、エラスチンはコラーゲンをつなぎとめる働きがあるタンパク質です。

この線維芽細胞も加齢とともに衰えていきます。
そして、線維芽細胞が衰えるとコラーゲンなどを作り出す能力が衰え、真皮の中のコラーゲンやエラスチンの量が減ります。
また、コラーゲンやエラスチン自身も加齢とともに衰えてきます。
これが、加齢とともにお肌のハリが失われる原因です。

紫外線の影響

紫外線もまたお肌のハリを失う原因になります。
紫外線A波(UVA)は日焼けにはなりにくいですが、真皮にまで届いて線維芽細胞やコラーゲンやエラスチンにダメージを与え、シミやしわやたるみの発生に大きく関係していることが近年の研究で明らかになってきています。

活性酸素の影響

そして、紫外線を浴びることでお肌で活性酸素が発生します。
活性酸素は本来身体に必要なものですが、過剰に発生すれば、かえって身体を酸化させる害にもなります。
活性酸素は酸化力が強く体内の細胞にダメージを与えて、シミ、そばかす、しわなどのお肌のトラブルの原因になると言われています。

ストレスや生活習慣の影響

この活性酸素が発生する主な原因として、紫外線以外にも以下のものがあります。

  • 強いストレス
  • お酒の飲みすぎ
  • タバコ
  • 激しい運動

お肌の乾燥

お肌の乾燥もお肌のハリに関係しています。
たるみが無くてもほうれい線が目立つ場合はお肌が乾燥している可能性があります。
しかし、お肌が乾燥することで角質層のバリア機能が低下して真皮にダメージを与えてしまい、結果的にたるみにつながる可能性もあります。

脂肪のたるみ

皮下脂肪が増えることでもたるみができます。
年齢を重ねることによって代謝機能の衰え、脂肪が肥大化し、重力に引っ張られて下へ落ちてきます。

脂肪の肥大化によるたるみの原因は大きく2つあります。

1つ目は、脂肪と皮膚や骨をつなぐ繊維が伸びてしまうことです。
脂肪を支える繊維組織が脂肪の重さに耐えられずに伸びてたるんだ結果、脂肪が落ちて顔がたるみます。

2つ目は、脂肪を包むネットが伸びてしまうことです。
脂肪を包み込むようなネットがありますが、加齢とともにこのネットが伸びてしまい脂肪を支えられなくなり、たるみとなってしまいます。

筋肉のたるみ

顔の表情筋が衰えてくることでも顔がたるんできます。
表情筋が衰えるとその上にある皮膚や皮下脂肪を支えられなくなり落ちてきます。

また、顔の筋肉のコリもまたたるみの原因になります。
よく動かす筋肉とあまり動かさない筋肉があると、顔全体にひずみができてしまい、ほうれい線が目立ちやすくなります。
普段から表情を作ることが少ない方は特に要注意ですね。


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顔筋トレーニングはほうれい線に効果あり?

ほうれい線が目立つ原因は、皮膚がハリを失い、脂肪が増え、筋肉が衰えたことが主な原因でした。
なので、ほうれい線を目立たなくするには、皮膚にハリを出させ、脂肪を減らし、筋肉を鍛えることになります。

特に、たるみやすくなった皮膚の負担を軽くすることを考えると脂肪を減らすことが優先になります。
そして、脂肪が増える原因の1つには筋肉の衰えがあります。
そう考えると、まずは表情筋を鍛えることが優先になると考えられます。

まずは土台からしっかりとケアすることで、真皮をしっかり支えられるようになり、お肌をハリのある状態に改善できるようになります。

私(アラフィフ♂)は仕事柄あまり表情を変えずに過ごすことが多いので、毎朝表情筋のトレーニングとマッサージを20年ほど前から行っていました。
そのためか、ほうれい線が無いわけではないですが、特別目立つことも無いように感じています。

顔の筋肉トレーニング

大頬骨筋と小頬骨筋のトレーニングです。
これと似たことを私もしています。
口を横に大きく開くとほうれい線に沿ってシワができてしまうので、動画のように縦に開くことがポイントだと思います。
また、トレーニング中もほうれい線にシワができないよう注意しながらやりましょう。

顔面筋マッサージ

頬骨に指を押し込む顔面筋のマッサージです。
私は30秒キープではないですが、これも似たことをやってます。
私の場合は、顔のコリをほぐすように頬骨を中心にいろいろマッサージしています。
これもやりすぎると顔の皮膚を引っ張りすぎてたるみが目立ってしまうかもしれませんので、適度にやりましょう。

まとめ

ほうれい線が目立つ原因と対策についてご紹介しました。

年齢を重ねるごとに目立つようになるほうれい線の原因は、お肌のたるみです。
お肌のたるみの原因も、皮膚、脂肪、筋肉の原因がありますが、筋肉のケアから先に取り組みのが効果が早く出ると考えています。
顔筋のトレーニングもマッサージも毎日続けるとより効果があるでしょう。
短時間でできますので試してみてはいかがでしょうか。

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