暑中見舞いと残暑見舞いの違い!2018年の時期は?両方出す?

暑中見舞い・残暑見舞い

夏の季節の挨拶状と言えば、暑中見舞いと残暑見舞いですよね。
自分の近況を報告したり、相手の体調を気遣ったりして、暑中見舞いや残暑見舞いを送ったりもらったりすることもあるかと思います。
この暑中見舞いと残暑見舞い、いつどちらを出すべきかご存知ですか?
年賀状に比べると出す方も少ないので、いざ出そうと思うと迷うこともありますよね。
知らないからといって、季節外れに出してしまうと恥ずかしい思いをするかもしれません。

そこで今回は、暑中見舞いと残暑見舞いの違いや出す時期についてご紹介します。

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目次

暑中見舞いと残暑見舞いの違い

夏の暑さが厳しい時期、お世話になっている方や普段なかなか会えない方へ送る挨拶状として、「暑中見舞い」と「残暑見舞い」がありますよね。
今までに送ったことがあったりもらったことがあったりする方も多いかと思います。
最近ではあまり出す方も多くないようですが、もらうと嬉しかったりするものですよね。

ですが、この暑中見舞いと残暑見舞いの違いってご存知でしょうか。
出すとしたら暑中見舞いなのか残暑見舞いなのかって迷うこともありますよね。

暑中見舞いと残暑見舞いで共通するところは、夏の暑さが厳しい時期に相手の体調を気遣ったり近況を報告したりするときにハガキを送るというところです。

違う点の1つとしては、暑中見舞いと残暑見舞いの「季節の挨拶」の違いです。
季節の挨拶の違いとしては、暑中見舞いの季節の挨拶は一般的に「暑中お見舞い申し上げます」、一方の残暑見舞いの季節の挨拶は「残暑お見舞い申し上げます」などになります。

そして、大きな違いとしては、「出す時期」があります。

暑中見舞いと残暑見舞いの時期

暑中見舞いと残暑見舞いの違いとして、それぞれの出す時期があります。

まずは暑中見舞いの出す時期から見てみましょう。

暑中見舞いの時期

暑中見舞いとして以下の時期に出すと言われています。

  • 夏の土用(立秋前の約18日間)
  • 小暑から立秋前日まで
  • 梅雨明けから立秋前日まで

立秋前日までという点は共通しているようです。

小暑の時期とは

小暑とは二十四節気の1つで11番目にあたります。

二十四節気(にじゅうしせっき)とは1年を24等分してそれぞれに名称を付けたものです。

2018年の小暑は7月7日(土)になります。

立秋の時期とは

そして、立秋も二十四節気の1つで13番目にあたります。

2018年の立秋は8月7日(火)になります。

土用の時期とは

土用とは「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の直前の約18日間のことを指します。
約18日というのは、時間まで計算すると1日ずれることがあるためのようです。

土用は雑節(ざっせつ)の1つであり、雑節は「節分」「彼岸」「社日」「八十八夜」「入梅」「半夏生」「土用」「二百十日」「二百二十日」の9つがあります。
中国の五行思想から、季節を「木」「火」「金」「水」「土」に当てはめて余った「土」を季節の境目にして土用になったという話もあります。

土用と言うと立秋の直前にあたる夏の土用が有名ですが、本来は立春、立夏、立秋、立冬の直前の4回になります。

また、それぞれの土用の最初の日のことを「土用入り」といい、最後の日を「土用明け」といいます。
そして、2018年の夏の土用は、7月20日(金)から8月6日(月)までになります。

2018年の暑中見舞いを出す時期

つまり、2018年の暑中見舞いは、

梅雨が明けた7月7日(土)から8月6日(月)までに届くように送る

となります。

但し、梅雨明けの時期は毎年違いますし、地域によっても変わります。
送る相手の地域が梅雨明けしている時期に送るようにしたいものですよね。
梅雨が明けていないのに送ると、まだ暑くないのに暑中見舞いなんて・・・と思われてしまうかも。
しっかりと梅雨が明けてから出すようにするようにしましょう。

残暑見舞いの時期

残暑見舞いを出す時期は、立秋から8月いっぱい、あるいは処暑の終わり(白露の前日)までと言われています。

処暑・白露の時期とは

処暑は二十四節気の1つで立秋の次の14番目にあたります。
そして白露は残暑の次の15番目です。

2018年の白露は9月8日(土)になります。

2018年の残暑見舞いを出す時期

つまり、2018年の残暑見舞いは、

8月7日(火)から8月31日(金)まで、遅くとも9月7日(金)までに届くように送る

となります。


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暑中見舞いと残暑見舞いは両方出す?

暑中見舞いと残暑見舞い、両方だすべきなのか、考えたことがある方もいるかと思います。
ですが、両方出す必要はありません。片方だけで大丈夫です。

暑中見舞いと残暑見舞いは時期も近いので近況もあまり変わらないでしょうし、送られた方も困惑してしまうことでしょう。
なので、暑中見舞いか残暑見舞いのどちらかで良いとされています。

暑中見舞いを出すのが遅れた場合は?

暑中見舞いを出すつもりが遅くなって立秋を過ぎてしまった、あるいは暑中見舞いをもらったけど返事を出さずに立秋になってしまった、なんてこともありますよね。

立秋を過ぎると暦の上では秋になりますので、立秋以降に相手に届くものは「残暑見舞い」で送りましょう。

暑中見舞いでもらっておきながら残暑見舞いで返すのはちょっと気が引けるという方もいるかもですが、暑中見舞いでもらったら暑中見舞いで返さないといけないわけではないので、残暑見舞いで返して大丈夫です。

まとめ

暑中見舞いと残暑見舞いの違いや出す時期についてご紹介しました。

暑中見舞いと残暑見舞いの大きな違いは、それぞれを出す時期です。
暑中見舞いは梅雨明けの小暑から立秋の前日まで、残暑見舞いは立秋から8月末、遅くとも白露の前日までとなります。

季節の挨拶状としては年賀状がメジャーですが、暑中見舞いと残暑見舞いは年賀状と比べると出す方も少ないかと思います。
ですが、出す必要がある場合に迷うことの無いよう準備しておきましょう。

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