花粉症対策のヨーグルトの美味しく効果的な食べ方とは?

花粉症対策

花粉症に効く食べ物として食べられている方も多いヨーグルトですが、症状を改善するには毎日続けないと効果がないですよね。
ですが、プレーンヨーグルトを毎日食べ続けるのはなかなか辛い、飽きてくる、などの意見を見かけます。
花粉症に効果があるとしても続けられないと意味がないですよね。
何かトッピングしたいところですが、花粉症改善に逆効果のものを入れてしまっては本末転倒です。

そこで今回は、花粉症対策のヨーグルトの美味しく効果的な食べ方についてご紹介します。

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目次

花粉症対策のヨーグルトの美味しく効果的な食べ方とは

花粉症を改善する食べ物として代表的なヨーグルト。
花粉症は免疫機能のバランスが崩れることから発症するため、ヨーグルトに多く含まれる乳酸菌による免疫機能のバランスを整える効果が症状の改善に期待できます。

花粉症対策にヨーグルトがいい理由についてはこちら

花粉症の改善や予防のためにヨーグルトを食べ始めたという方もいらっしゃるかと思いますが、プレーンヨーグルトの味に慣れない方や飽きてきた方もいらっしゃるようです。
花粉症対策でプレーンヨーグルトを食べた方でこんな意見があります。

  • 花粉症への効果はさて置き、これが、酢うぅ~っぱい
    とてもじゃないが笑顔で毎日食えたモンじゃない。朝食後に食べる様にしているが朝一からややブルー。
  • 2月半ばから花粉症がおわる時期まで、腸内環境を整えて免疫力を高めるために毎日の朝食にヨーグルトを食べているが、さすがに毎年やっていると飽きてきた…。

確かにプレーンヨーグルトの酸味が苦手な方はいるかもしれませんし、毎日同じ味ではちょっと飽きてしまうかもしれませんね。
どんなに健康に良くても続かないと効果はないし、美味しくないと続けられないですよね。

プレーンヨーグルトを美味しく食べる方法として以下のような意見があります。

  • 私の食べかたですが、ヨーグルトに黒豆きなことゆであずき(甘みの無いもの)とはちみつか黒糖を入れて食べている。
  • アイスクリームにプレーンヨーグルトをかけると、後味がスッキリして美味しい。味の主役はアイスクリーム。
  • カロリーを気にしないのなら練乳はかなりおすすめ。フルーツグラノーラにかけても朝食に良いと思う。
  • ドライフルーツ夜に放り込んでおくと翌朝フルーツヨーグルトに変身している。マンゴーとか最高。
  • ココナッツミルク(パウダー状)を入れるとトロトロで美味しい。手軽に南国気分。
  • 私は、オリゴ糖をかけている。オリゴ糖は、おなかにもやさしいので、一石二鳥だと思う。
  • ヨーグルトを売ってるコーナーにある苺やブルーベリー味のソースやジャムを混ぜる。
  • 果物を一口大に切っていっしょに食べると食べやすくなる。おすすめはバナナ。
  • りんごとかみかん、果物を切っていれると甘くなって美味しい。

いろいろありますが、基本的に甘みをプラスするのが良いですね。
フルーツやジャムは人気です。

せっかくの花粉症対策のヨーグルトなので、花粉症に効果のあるトッピングをしたいですよね。
逆に花粉症や腸内環境に悪い影響のあるものを入れてしまったら元も子もないです。

ヨーグルトにプラスして美味しく食べれて、更に花粉症の改善に効果がプラスされる、そんなトッピングを以下にご紹介します。

花粉症のヨーグルトにミカンの皮

愛媛大学の菅原教授によると、ミカンの皮には花粉症に効果があると分かったそうです。
花粉症は、花粉と反応するIgEがどれくらい作られるかがポイントになります。
ミカンの皮にあるノビレチンという成分が、細胞が受ける刺激をブロックし、鼻水やくしゃみの原因となる物質であるヒスタミンの放出を抑えてくれます。
この効果はヨーグルトも同じであり、ミカンとヨーグルトそれぞれ単体でも効果がありますが、組み合わせた方がはるかに効くというデータが出ました。
ノビレチンといっしょに牛乳の成分であるβラクトグロブリンを摂取することによってその効果が高まるとのことです。

ノビレチンはミカンの実より皮の方が多く、温州ミカンの場合はほぼ皮にしかありません。
なので、ミカンジュースを飲んでもノビレチンは摂れないということです。

ミカンの皮って食べれるの?

ですが、ミカンの皮って食べれるのでしょうか?
そのまま食べると確かに辛いですが、ミカンの皮はいろいろな方法で食べられています。
代表的なのはマーマレードですよね。
焼きみかんという、ミカンを焼いて皮ごと食べるものもあるようです。
また、漢方では皮を乾燥させた陳皮というものもあります。

皮ごとミカンとヨーグルトのレシピもいろいろあります。
ミカンを皮ごと1個とヨーグルトをミキサーで混ぜて、ミカン入りのヨーグルトスムージーなどもあります。
バナナを入れるのもおいしそうですね。

ノビレチンは、シークワーサーポンカンに特に多いとのことです。
柑橘類を皮ごと食べる際に気になるのは農薬防腐剤ですよね。
輸入物の柑橘類は農薬や防腐剤など体に有害なものが多いので、輸入物を皮ごと食べるのはやめましょう
国産のものなら洗えば大丈夫という話もあります。
無農薬のものを選ぶとなお安心ですね。

手ごろなのはマーマレード

無農薬のミカンを皮ごとミキサーでヨーグルトと混ぜて、など結構手間ですよね。
こんなの毎日は大変そうだという方や農薬が心配な方は、マーマレードがオススメです。

また、話題の「じゃばら」のマーマレードも良さそうですね。
岐阜大学から、じゃばら果汁は抗アレルギー作用を持つ、と発表されてからじゃばらは人気になり、最近でも話題性は続いています。
じゃばらはノビレチンでなく「ナリルチン」が多く含まれ、これがアレルギー抑制効果があると言われています。

花粉症のヨーグルトにオリゴ糖

ヨーグルトを甘くするものと言うと、砂糖が考えられます。
ですが、砂糖は悪玉菌のエサになり、腸内環境が荒れる原因になります。

砂糖の代わりにオリゴ糖を入れましょう。

オリゴ糖とは糖分の仲間で、単糖というこれ以上分解できない糖が2~10個結びついたものです。
オリゴ糖は砂糖とは対照的に、善玉菌のエサになり、腸内の善玉菌を増やします。
オリゴ糖により腸内にビフィズス菌が増え、免疫力が向上し、便秘も改善されると言われています。

花粉症対策で腸内環境を改善するのにオリゴ糖はぴったりですね。


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花粉症のヨーグルトにリンゴ

リンゴもヨーグルトと組み合わせることで花粉症予防に効果的です。
リンゴの皮の近くにあるポリフェノールであるフィセチンアレルギー症状を抑えると言われていると、日本テレビの番組「世界一受けたい授業」で紹介されたことがあります。

ヨーグルトが免疫力を高めてリンゴのフィセチンが有害な物質と戦うということです。
なので、リンゴをヨーグルトに入れるときは皮ごと入れることがポイントになります。
リンゴはヨーグルトのトッピングとして定番なので、気軽に使えそうですね。

花粉症にはイチゴ入りヨーグルト

フィセチンと言うと、イチゴに含まれるとして良く取り上げられています。
記憶力を改善する効果があるとして注目されていますが、花粉症予防にも効果はありそうですよね。

また、すりつぶしたイチゴは花粉症の原因となるIgE抗体を抑制する働きがあるとも言われています。
北九州工業高等専門学校の川原教授は、イチゴに花粉症などのアレルギー症状を抑える成分が含まれていることを突き止めました。
イチゴに含まれるGAPDH(グリセルアルデヒド3-リン酸デヒドロゲナーゼ)という酵素が作用しており、なかでも「とよのか」が効果が大きいそうです。
そのまま食べても効果はありますが、すりつぶした方が更に効果が上がるようです。

この実験でマウスに与えた量を人間に換算すると、1日に20個を1週間食べ続けることになるようです。結構大変そうですね・・・
ですが、イチゴをミキサーにかけてヨーグルトと合わせて1週間飲んだ方の感想としては、「鼻水、鼻づまりも出ず、いい感じ」とのことです。

花粉症のヨーグルトにバナナ

筑波大学の谷中教授らの研究グループによると、バナナを定期的に摂取することでスギ花粉症の改善に効果があることを臨床試験で確認したとのことです。
1日2本のバナナを8週間食べたグループと食べないグループを比較した結果、食べたグループの花粉症の症状が抑えられていたそうです。
バナナはヨーグルトに入れるフルーツとしても定番ですよね。
1日2本はちょっと多い気もしますが、おやつや夕食など分ければ大した量ではないですし、値段も安いので続けられそうですね。

花粉症のヨーグルトにレンコン

花粉症にレンコンが効くというのは結構有名ですよね。
レンコンのあくであるタンニンには、アレルギーの原因であるアレルゲンに反応するIgE抗体を抑制する働きがあり、これが花粉症を抑える効果があるということです。
また、レンコンの食物繊維が腸内の善玉菌を増やして腸内環境を整えることにも一役買ってくれそうですね。

ですが、ヨーグルトにレンコン?って感じですよね。
実は、栗駒フーズから「花粉症候群れんこんヨーグルト」というのが販売されています。
これを使えば自分でレンコンをヨーグルトに混ぜなくてもいいですね。

花粉症のヨーグルトにハチミツ

ハチミツに含まれるポリフェノール類は、花粉症のアレルギーを引き起こすヒスタミンを抑える効果が期待できます。
実際に「なんだかヨーグルト+ハチミツを食べ始めたその日から、体調が明らかによい」という感想もあります。

ハチミツの中でもマヌカハニーが最近話題です。
マヌカハニーは殺菌作用が高く、民間医療としてだけでなく近代医療にも有効であるかどうかが研究されています。
臨床実験では数年間抗生物質を投与しても治療できなかった胃腸疾患が、マヌカハニーを用いた場合短期間で治療できたという例まであるそうです。
ヨーグルトにマヌカハニーを入れてみるのもいいですよね。

まとめ

花粉症対策のヨーグルトの美味しく効果的な食べ方についてご紹介しました。

みかんの皮など意外なものや、リンゴやバナナなどヨーグルトのトッピングの定番のものまで、花粉症に効果があると言われるものはいろいろありますね。
これらをうまく組み合わせていくと、毎日美味しく飽きずに続けられるのではないかと思います。

私は子供のころからリンゴとバナナをプレーンヨーグルトに入れて食べていますが、続けられないと思ったことは無いですよ。

ヨーグルトの花粉症改善効果は即効性が無いので、毎日摂取する必要があります。
ヨーグルトを美味しく食べて、腸内環境など体質改善しながら続けられるといいですね。

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