花粉シーズンでも布団を外干ししたいときのコツや掃除機など

花粉症対策

天気の良い日は布団を外に干したくなるものですが、花粉シーズンともなるとそう簡単にはいかないですよね。
花粉症の方はもちろん、花粉症でなくても花粉の飛散量が多い時期には、布団を外に干していいものなのか、気になるものです。
ここはやはり部屋干しで確実に花粉の付着を防ぐ方がいいのでしょうか。
でも、天日干しのフカフカも捨てがたいし、なんとか花粉の付着を抑えて外干しできないものでしょうか。

そこで今回は、花粉シーズンに布団を外干しするコツについてご紹介します。

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目次

花粉シーズンでも布団を外干ししたいときはどうする?

花粉シーズンは部屋の中に花粉を持ち込まないように気を付けていらっしゃる方も多いと思います。
部屋の中に持ち込まれる花粉で最も多いのは外干しした洗濯物に付着したものと言われています。

そして、更に花粉を持ち込みやすいものとして、外干しした布団があります。
布団は衣類より面積も大きいので花粉もつきやすそうですよね。

ですが、天気がいい日はやはり外で布団を干したくなるものです。
他のみなさんは花粉シーズンに布団を外に干しているのでしょうか。
干さないという方よりは少ないように感じますが、花粉症でも布団を外に干しているという方もいらっしゃるようです。

  • 干すよ。花粉症23年の付き合いだけど気持ち悪いから。乾燥機もあるけど電気代勿体なく感じて。
  • 私は干しちゃうよ。いつも悩むけど、干した時のあのフカフカには勝てない
    私は花粉症ひどいから、正直干しても干さなくても症状は同じ
  • カバーに入れて干した。でも取り込んでから苦しむかも…
  • 一家四人花粉症だけど開き直って干してる

やはり外干しした布団はフカフカで気持ちいいですよね。
布団を外干ししてもしなくても花粉症の症状は同じという、ある意味開き直った意見の方もいらっしゃいますね。

花粉シーズンに布団を外干しするコツとは

洗濯物と同じように、花粉症がひどい方にとっては、布団も部屋干しが花粉対策としては確実です。

花粉シーズンの布団の部屋干しについてはこちら

ですが、

  • 花粉シーズンでも天気のいい日はやっぱり外に干したい!
  • 花粉が収まる5月末ごろまで、そんな長く干せないのは辛い!

などの意見をよく見かけます。

外干しした布団の気持ちよさは何とも言えないですよね。

花粉は心配だけど外に干したい方にとっては、布団を干すときに花粉の付着量をできるだけ抑えるように工夫すれば心配は減ります。
また、花粉症だけど外干ししているという方も、工夫次第ではもっと花粉の持ち込みを減らして快適な生活になるかもしれません。

そこでここでは、花粉シーズンに布団を外干しするコツについてご紹介します。

花粉の飛散量が少ない時間帯に干すことは可能?

花粉の飛散量が少ない時間帯に干すという方法も考えられますが、布団を干すベストな時間帯とかぶってしまうと意味がないですよね。

布団を干すのに適していると言われている時間帯は、9時ごろから14時ごろと言われています。
この時間帯以外は湿気が多くなってしまうというのが理由です。

そして、環境省の花粉情報サイトにある「花粉症環境保護マニュアル」によると、花粉が多い時間帯は、

  • 11時ごろから14時ごろでピークは12時
  • 17時ごろから19時ごろでピークは18時

になります。
布団干しにちょうどいい時間帯は花粉も多いという感じですね・・・

ですが、布団を干す時間は、1~2時間程度で良いと言われています。
しっかり干すには、途中で裏返して両面をしっかり干すのがポイントです。
朝の空気が乾いてきたころに干して花粉がピークになる昼より前に取り込むことは、花粉の付着量を減らす効果がありそうですね。

また、花粉が気になる場合は、身体に触れる面を内側にして干すことで、寝ているときの影響を軽減できます。
両面を干すと花粉が気になる、という方は身体に触れない方を花粉が付きやすい外側にするのも良い対策になります。

布団干しのカバーで花粉を防ぐ

干すときに布団にカバーをかけることで花粉を防ぐという方法もあります。
干している間に花粉が布団に付着するのを防いでくれるカバーが販売されています。

例えば、「花粉ガード ふとん干し袋」という商品は、干すときに布団を袋に入れることで、飛散する花粉や粉塵などから布団をしっかりガードしてくれるものです。
使った方の感想は、「短い時間でもフカフカに干せる」「汚れが付かなくて良い」「子ども達の寝る時の咳き込みが無くなった」など。効果はありそうですね。

花粉の付着を防ぐ布団カバーを使う

また、普段寝るときに使用する布団カバーを工夫するという方法もあります。
花粉が付きにくい布団カバーを使った方が、取り込む際に花粉を部屋に持ち込まなくて済みそうですよね。

例えば、「アレルガード」という商品は、生地を高密度に織り上げているため、ダニや花粉が生地に入り込んだり付着したりするような凹凸が無く、簡単に落とせるようです。
使った方の感想は、中には夜中に汗をかいて起きてしまうという方もいらっしゃるようですが、その他は概ね高評価のようです。

取り込むときに花粉を落とす

布団を取り込むときには花粉を落としましょう。

手で布団の表面をなでるようにやさしく払います。
強く叩くと布団の中綿が壊れてしまいますので要注意です。

花粉を手で払うだけでも56%カットできるということなので、必ず払い落としてから取り込みましょう

花粉の付着を防ぐスプレーをかける

布団に花粉を付きにくくしてくれる静電気防止スプレーがあります。

例えば、花王の「リセッシュ 除菌EX Plus プロテクトガード」という商品は、布団に約20回スプレーしてから外干しすることで、花粉の付着の原因となる静電気を抑えてくれます。
PM2.5やハウスダストの付着も抑えてくれるらしいので、花粉シーズン以外でも活躍しそうですね。

また、布団やシーツなどの繊維の表面に凹凸被膜を形成し、花粉と繊維の接触面積を小さくするスプレーもあります。

フマキラーの「アレルシャット 花粉 ふとんでブロック 」という商品は、布団干し時にスプレーするだけで、花粉の付着を防止してくれます。
布団などの表面にナノテク被膜を作ることで、スプレーするだけで付着花粉を89%カット、さらにスプレーした後の布団を取り込む際に軽く手ではらえば97%カットすることができるということです。

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花粉症対策に布団に掃除機をかける

ちょっと手間になりますが、布団を取り込む際に掃除機を布団にかけるという方法もあります。
部屋に持ち込む前に掃除機をかけるのがベストですが、花粉を手で払い落として部屋に取り込んでからすぐに掃除機をかけても効果はあるのではないでしょうか。

布団用の掃除機ノズル

みなさんの意見を見ると、普通の掃除機を使っている方が多いようです。
布団用の掃除機ノズルが販売されています。
家電量販店やホームセンターでも売られているようですが、ネットでも購入できます。
ノズルを取り換えて両面ともしっかりかけましょう。

花粉に適している掃除機とは

サイクロン式の掃除機は溜まったごみを捨てる際にホコリが舞い上がります
また、掃除機内に花粉が付着したままになり、内部を掃除しにくく手入れが難しい掃除機はなるべく避けたいです。
そのため、花粉を掃除する目的の掃除機であれば、紙パック式のものがオススメです。

なお、ふとんクリーナーのレイコップは賛否両論のようです。
値段が高いけど普通の掃除機と比べてあまり差を実感しないという意見が結構あります。

空気清浄機を使う

掃除機を使うと空気の流れができて花粉が舞い上がってしまう場合があります。
そんなときは空気清浄機を使うのが効果的です。

まとめ

花粉シーズンに布団を外干しするコツについてご紹介しました。

布団の花粉対策としては部屋干しが確実ですが、どうしても外干ししたいという方はぜひ花粉の付着量を減らす工夫をしてみてはいかがでしょうか。

朝の空気が乾いてきたころに布団を干して花粉がピークになる昼より前に取り込むことができれば花粉の付着量を減らせそうですが、もちろん完全ではありません。
なので、布団干しのカバーを利用したり、布団カバーを花粉の付着しにくいものに替えたり、花粉の付着を防ぐスプレーをかけたりすることも花粉対策として有効になります。

そして、布団を取り込むときには花粉を落とすようにしましょう。
また、取り込んだ布団を掃除機できれいにするとなお安心できます。

花粉の付着を減らす工夫でたまには布団を外干しして、フカフカな布団で気持ちよく寝たいですよね。

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