七夕で願い事が叶う方法とは 五色の短冊の活用法をご紹介

七夕

七夕には願い事を短冊に書いて笹に飾りますよね。
この七夕の願い事って叶うものなんでしょうか。
もし短冊に願い事を書くだけで叶ってしまうのならお願いしてみようかなとか思ったりしませんか。
ですが、そんな都合の良いことはあるわけないですよね。
でももし、願い事が叶いやすくなる方法があるとしたらどうでしょうか。気になりませんか。

そこで今回は、七夕の願い事の叶う方法についてご紹介します。

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目次

七夕の願い事が叶う短冊の書き方とは

七夕の願い事はあまり期待せずに書いている方も多いのではないでしょうか。
でも、実際に願い事が叶った方もいるみたいです。
七夕の願い事が叶った方たちや叶う書き方に関する意見は以下のような感じです。

  • 「今年中にイケメンで優しい彼氏ができますように」って書いたら、旦那さんができた
    具体的に書けば叶うと思う。
    毎年さりげなく願い事を短冊に書いているが、「宝くじ10億円」以外の願い事は全て叶っている。
  • 短冊に書けるような、これだ!と言うような強い願いは、叶うと思う。
  • 子供の時、七夕にかいた短冊のお願いはかなった。
  • ~なれますようにって書くとだめらしい。
    ~なりたいというのが七夕らしい。

叶う方っているんですね。
「具体的に書く」「強く願う」「~なりたいと書く」というアイデアがありました。

もちろん、叶いやすい願い事なのかもしれませんが、これをきっかけに積極的になれるのであれば、効果があったのだと思います。

七夕で願い事が叶う方法とは

そもそもなぜ七夕に願い事をするようになったのでしょうか。

それは、中国の乞巧奠(きこうでん)という風習から来ています。
乞巧奠とは、機織りが上手な織姫にあやかり、機織りや裁縫が上達するように7月7日にお祈りをする中国の行事です。
なので、本来は芸事などのスキル向上のお願いの方が良いのかもしれません。

また、七夕の歌には「五色の短冊~」という歌詞があります。
五色の短冊とは、中国の陰陽五行説から来ており、「青、赤、黄、白、黒」の五色を指しています。
また五行は五常(五徳)にも割り当てられますので、短冊の色の意味としては、

  • 青…木行:「仁」人を思いやること
  • 赤…火行:「礼」他者を尊重し感謝すること
  • 黄…土行:「信」約束を守り誠実であること
  • 白…金行:「義」利欲にとらわれず、なすべきことをすること
  • 黒…水行:「智」道理をよく知ること

となります。

これらから、どのように願い事を書いたら叶う可能性が高くなるかを考えてみましょう。

願い事は、乞巧奠の風習から考えると、本来は上達することを願うように思われます。
ただ結果だけをお願いしても叶う可能性は低いと思いますが、願いを叶えるために必要なことの上達を願うのは、願いが叶う可能性を高めることにもなりそうですよね。
また、短冊の色に紐づく徳も自分が身につけるものになるので、願いを叶えるために必要なスキルを身につけられることを願うというのがいいです。

つまり、ただ「幸運が訪れますように」とお願いするだけでなく、自分が「こうなります」と自身の成長を祈願する、という感じではないかと思います。

七夕の五色の短冊の活用法

では、この五色の短冊ごとにどのような願い事をしたらいいか考えてみましょう。

短冊の色ごとの意味とは

まず、色ごとの意味を見ると、

「青」の徳は「仁」になります。
これは「思いやりの心で周囲の人たちを愛しましょう」という意味になります。

「赤」の徳は「礼」になります。
これは「礼儀をもって接し、先祖や両親へ感謝しましょう」という意味になります。

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「黄」の徳は「信」になります。
これは「誠実に接して人間関係を大切にしましょう」という意味になります。

「白」の徳は「義」になります。
これは「正しい行いを守りましょう」という意味になります。

「黒」の徳は「智」になります。
これは「正しい判断ができる知識を豊富に蓄えましょう」という意味になります。

また、黒は紫に、青は緑に変えても良いようです。

短冊の色を活かした願い事の例

例えば、以下のように願い事をしてみたらいかがでしょうか。

子供に関する願い

子供の健やかな成長を願う場合、「子供が元気に育ちますように」と願う代わりに、
青い短冊に願い事を書いて、「思いやりの心で子供を愛する親になれますように」と願います。

もちろん、青い短冊に「思いやりの心で子供を愛する親になれますように」と書いてもいいと思いますが、書かなくても願い事がはっきりしていれば良いのではないかと思います。

健康に関する願い

自分や家族の健康を願う場合、「健康でありますように」と願う代わりに、
白い短冊に願い事を書いて、「健康のために毎日規則正しい生活を送れますように」と願います。

恋愛・結婚に関する願い

恋愛成就や結婚を願う場合、「好きな人と結ばれますように」「結婚できますように」と願う代わりに、
黄色い短冊に願い事を書いて、「浮気せず誠実に接して信頼関係を作っていけますように」と願います。

お金に関する願い

収入や資産の増加を願う場合、「お金持ちになりますように」「給料が上がりますように」と願う代わりに、
紫(黒)の短冊に願い事を書いて、「仕事に詳しくなって努力が認められますように」とか「学習の成果が出て資産を増やせますように」と願います。

幸せに関する願い

自分や家族の幸せを願う場合、「夫婦・家族円満」「世界に平和が訪れますように」と願う代わりに、
赤い短冊に願い事を書いて、「他者を尊重して感謝の気持ちを持つことで周りの人と平和に過ごせますように」と願います。

まとめ

今回は、七夕の願い事の叶う書き方についてご紹介しました。
書き方というより、願い事のしかたが大事だと思います。

元々の風習から考えると、本来は芸事などのスキルが上達することを願う行事だったと思われます。

ただ都合のいい結果だけを求めるのではなく、自分がこうなっていきたいと願うならそのための努力は惜しまないですよね。
その結果として、願いも叶うのではないでしょうか。

つまり、根拠のない妄想レベルで「お金持ちになりますように」というより、努力の結果が報われますように、と願うのは実現する可能性は高そうだということです。
「具体的に書く」「強く願う」というのも、自分の行動を具体的にして決意を示すという意味で効果的かもしれませんね。

ロマンチックではないと思うかもしれませんし、努力して叶えるのは普通のことだと思うかもしれません。
もちろん、運が良ければ「宝くじが当たりますように」も叶うかもしれませんが、このようにお願いした方がより実現する可能性は高まるかと思います。

願い事を叶えたい方の参考になれば幸いです。

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