口臭は舌の位置が原因?舌の筋力を回復するトレーニングとは

カラダ

前回、口臭に関係する舌苔についてご紹介しました。
その時、舌が白くなるのは舌の筋力が低下し、舌の位置が下がっていることが原因である可能性もあるという話をしました。
そして、舌の筋力低下は唾液の分泌にも影響し、その結果、口臭にも影響が出ることも考えられます。

私の場合、以前は舌の位置が上に上がっていたと思うのですが、いつの間にか下に下がった状態が普通になっていたようです。
なんでかな?と考えたところ、以前は入浴時に「舌のトレーニング」を行っていましたが、子供と風呂に入るようになってからやらなくなったのが原因ではないかなと思っています。

今回は舌の筋力と口臭の影響について、また舌のトレーニングについてご紹介します。

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目次

口臭は舌の位置が影響しているの?

口を閉じたとき、舌の先が上の前歯のすぐ後ろに当たり、舌全体が上あごにくっついている状態が舌の正しい位置です。

あなたの舌は正しい位置にあるでしょうか?
舌の位置が下に下がっている状態のことを「低位舌」といいます。
低位舌は、加齢により舌の筋力が低下したことや、幼少期のおしゃぶり癖や口呼吸などが原因となるようです。

舌の先が下あごの歯の裏に当たっている場合、口臭などのトラブルを起こしている可能性があります。

舌の位置が下に下がることが口臭の原因になる理由として、以下のようなものがあります。

舌苔が増える

舌苔については前回お話ししましたが、舌の位置が上に上がっている場合は、常に上あごについているため舌苔も落とされます。
しかし、舌の位置が下に下がっている場合は、上あごに舌をこすらないため舌苔が増えやすく、また食べカスも落ちにくくなるため、更に舌苔が増えやすくなってしまいます。

舌苔が多いと感じる場合は舌の位置を疑ってみてはいかがでしょうか。

ドライマウスになる

舌の位置が上に上がっていると唾液が良く出ます。
私も舌を上げると唾液が出るのを実感しています。

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ドライマウスについては以前お話ししましたが、舌の位置が下に下がっていると唾液の分泌が減るうえに、口呼吸になり口の中が乾燥し、ドライマウスになります。

低位舌のその他の影響

低位舌になると口臭以外にも影響があります。

歯並びが悪くなる

舌が下あごの歯を押すことにより、歯の間に隙間ができやすくなり受け口になりやすいと言われています。

フェイスラインが崩れる

低位舌になると下あごが下がり口が開きやすくなり、フェイスラインが崩れてしまいます。
たるみが出やすく、二重顎の原因になったり、顔が歪んでしまったりという症状まで出てきます。

活舌が悪くなる

舌を滑らかに動かすことができず、はっきりと発音できない、いわゆる舌足らずな状態になりやすいです。

舌の筋力を回復するには?舌のトレーニングとは

低位舌は舌の筋力トレーニングにより回復が可能です。

いろいろなトレーニング方法が紹介されていますが、ここでは以前私が行っていたトレーニングについてご紹介します。
人前ではできないので、誰もいないところでやりましょう。^ ^;

もちろん他の方法でも良いと思います。

舌を外に出すトレーニング

1.上を向き、口を大きく開け、舌を口の外に突き出す

2.口の周りを舐めるようにグルっと舌をまわす

3.10回まわしたら逆回転で10回まわす

口の中で行うトレーニング

1.口を閉じ、舌を唇と歯茎の間に入れる

2.歯茎を舐めるようにグルっと舌をまわす

3.10回まわしたら逆回転で10回まわす

4.これを2セット行う

まとめ

舌の位置が悪いことは、いろいろと悪い影響があるということがわかったと思います。
特に口臭を気にされている方は、舌の位置を確認してみる必要がありそうですね。

今の自分の舌の位置がどこにあるのかを常に意識することが大事です。
舌の位置が悪いと、舌苔にもドライマウスにも影響が出てきます。
実は舌の位置を正しくすれば舌苔もドライマウスも解決する、なんてこともありうるので、舌の位置が悪い方は是非舌の位置の改善に取り組んでみてはいかがでしょうか。

今回は私が行っていた舌トレーニングをご紹介しましたが、いろいろな方法があるので、自分に合った方法を見つけていけたらよいと思います。
私も舌トレーニングを復活させて習慣にしたいと思います。

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