父の日のプレゼントに日本酒はいかが 種類やおすすめについて

父の日

お酒が好きなお父さんには父の日においしいお酒をプレゼントしたいですね。
職人の手により丁寧に醸した芳醇な日本酒はお酒好きな方に喜んでもらえそうです。
ですが、お酒のことがよくわからないので日本酒をプレゼントするのも難しそう、という方も多いのではないでしょうか。
日本酒を選ぶにしてもある程度の基礎知識があった方が失敗しなさそうですよね。

そこで今回は、父の日のプレゼントに日本酒を選ぶための基礎知識とオススメのお酒についてご紹介します。

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目次

父の日のプレゼントに日本酒

日本酒好きなお父さんへ父の日に日本酒を贈りたいけど、自分はお酒を飲まないし日本酒のことをあまり知らない、なんて場合は困ってしまいますよね。
日本酒を選びたいけれどどれがいいのかわからない、そもそも種類の意味がわからない、なんて方も多いと思います。

お父さんへの父の日のプレゼントに日本酒を選ぶ場合、お父さんが好きなお酒が日本酒か知っておいた方がいいと思います。
焼酎しか飲まないお父さんに日本酒を贈っても飲んでもらえないかもしれませんよね。

そして、なるべくならお父さんの好みの味のものを贈ってあげる方が喜ばれるかと思います。
甘口がいいのか辛口がいいのか、スッキリしたフルーティーな味わいがいいのか昔ながらの日本酒の味がいいのかなど、種類や銘柄によって変わってきます。

そのためには、日本酒の種類や味などの基礎知識があった方がいいですよね。

日本酒の種類とは

まずは、日本酒の種類についてご紹介します。

日本酒には、普通酒や特別本醸造酒など、同じ銘柄でもたくさん種類があります。
この種類は、純米酒かどうかと、お米の削り具合、この2つで決まります。

日本酒の中は、お米と米麹だけを使って作られたお酒と、少しアルコールを添加しているお酒があります。
この添加する醸造用アルコールは香りや味わいを良くする役割があります。

また、日本酒を造るときはお米を削りますが、この削り具合を精米歩合を呼びます。
精米歩合が低いほどより高度に精米されていると言え、一般的には精米歩合が低いほど雑味のないよりスッキリした味わいになると言われています。

日本酒は大きく分けると、「普通酒」と「特定名称酒」に分けられます。
特定名称酒とは、酒税法において8種類に分類された特定名称の清酒のことを指し、それ以外の普通酒と区別されます。

特定名称酒には以下の種類があります。

  • 醸造アルコールあり
    • 吟醸酒…精米歩合が60%以下のもの
    • 大吟醸酒…精米歩合が50%以下のもの
    • 本醸造酒…精米歩合が70%以下のもの
    • 特別本醸造酒…本醸造酒で精米歩合が60%以下のもの
  • 醸造アルコールなし
    • 純米酒…精米歩合の規定なし(以前は70%以下という規定あり)
    • 特別純米酒…純米酒で精米歩合が60%以下のもの
    • 純米吟醸酒…精米歩合が60%以下で、吟醸香という香味帯びるもの
    • 純米大吟醸酒…純米吟醸酒で精米歩合が50%以下のもの

精米歩合が低いものがスッキリした味わいになります。

また、日本酒には甘口と辛口があります。
日本酒の甘さは糖の量が影響します。
糖分が多ければ甘いので「甘口」、少なければ甘くないので「辛口」になります。
これは「日本酒度」として知ることができます。

  • 日本酒度がマイナス(=糖分が多い)…甘口
  • 日本酒度がプラス(=糖分が少ない)…辛口

このように、精米歩合や日本酒度などによって好みの味を選ぶことができます

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父の日に贈る日本酒のおすすめとは

では、父の日によく贈られる日本酒についてご紹介します。

日本酒の種類や味など、お父さんの好みのものが見つかるといいですね。

獺祭

だっさいと読みます。蔵元の所在地の一字をとって命名されました。
獺祭とは獺(かわうそ)が捕らえた魚を岸に並べてまるで祭りをするさまを表しているそうです。
日本一の酒を造ろうと、手間も時間もかけて精米して雑味を取り除く磨き「獺祭磨き二割三分」と言われる日本最高峰の精米歩合23%を生み出しました。
磨けば磨くほど、時間もかかり、生産コストも上がることになりますが、そこから圧倒的にすごい酒、獺祭が生まれることになりました。
また、通常のお酒のしぼりのように機械的に圧力をかけて絞ったわけではなく、遠心分離システムを導入してもろみからお酒を分離しています。
1分間に3000回の回転を加えて無加圧状態でもろみから酒を分離するため、本来持つ香りやふくらみなどの美点が崩れることなく表現されています。

飲んだ方の感想は以下のようなものです。

  • クセが無くマイルド、それでいて上品、でも生酒のフレッシュさはちゃんと感じる。
  • 日本酒的な昔ながらのテイストが好きな方には物足りないという意見もあるようだが、個人的には大変飲みやすく、日本酒が苦手な私も愉しめる日本酒。

久保田

久保田は蔵元の創業時の屋号「久保田屋」を冠した銘柄です。
「酒造りは米づくりから」を基本とし、とことん酒米にこだわっています。
味わいはすっきりとした淡麗辛口、あっさりとしながら深みとコクがあり、口当たりの柔らかな淡麗なお酒です。
料理や季節にあわせて、冷やでもお燗でも楽しめます。

また、久保田にはいろいろな種類があります。

  • 百寿…特別本醸造
  • 千寿…吟醸酒
  • 紅寿…純米吟醸
  • 碧寿…山廃純米大吟醸
  • 萬寿…純米大吟醸
  • 翠寿…大吟醸生酒

百寿が久保田シリーズの基本、萬寿が最高峰です。

八海山

日本酒のランキングで常に上位にいる人気の八海山。
新潟の酒特有の柔らかい含みと淡麗さの中に、酒本来の旨みと膨らみがあります。
また、抜群のキレを兼ね備え、品格のある新潟吟醸の典型ともいえます。
八海山の中にも普通酒、特別本醸造酒、吟醸、純米吟醸…など、いろいろな種類があります。
種類が違うと、同じ八海山でも同じ味にはなりません。
お父さんの好みの味に近いものを選びたいですね。

越乃寒梅

新潟の亀田郷で初春の残雪の中、寒さに堪えて凛とした美しさを放つ梅の花が、越乃寒梅の名の由来です。
淡麗で香りも控えめ、すっきりとした旨みとふくらみがあって後味がいいのが特徴です。
柔らかい口当たりでのど越しがよく、どんな料理にも合います。
越乃寒梅もいろいろ種類があり、味も異なります。

十四代

通常数字は許可されない商標登録で、十三代、十四代、十五代と申請したところ、十四代だけが通ったということで命名された十四代。
ネット通販で見ても値段が高く、プレミア銘柄として有名なようです。
穏やかな吟醸香とまろやかな甘みのある大吟醸酒です。

黒龍

黒龍は蔵がある松岡町を流れる九頭竜川の古名「黒龍川」に由来します。
澄み切った香りと、ふくらみのある米の味わいで幅広い世代から人気があるお酒です。
黒龍もいろいろな種類がありますが、大吟醸にもなるといいお値段になる高級銘柄です。

まとめ

父の日のプレゼントに日本酒を選ぶための基礎知識とオススメのお酒についてご紹介しました。

基本的にはお父さんの好きな味にした方がいいと思います。
ですが、日本酒については美味しいものを貰って嬉しくないわけありませんし、普段自分が選ばないようなお酒を貰えるのもまた嬉しい、という意見もあります。
あまり深く考えずにお父さんに合いそうなものを選んであげるのが良いと思います。
また、迷ったら飲み比べセットを贈るというのもいいですよ。

日ごろの感謝を込めて、お父さんにおいしいお酒を楽しんでもらいたいですね。

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